手づくりをプレゼントする
子どものころ、よく両親の誕生日にはお手製のものをプレゼントしていた。
絵とか、粘土をこねて作った動物とか。
お絵描き好きは続いていて、大学生のころまでたまに絵を描いて渡していたのですが、だんだん、「いくら身内と言えど手づくりのものを渡すにはそれ相応のモノじゃないとプレゼントにはちょっと…」と思うようになりました。
娘の手づくりってところに贈り物として価値があると余裕かまして、「ちょっと失敗したんだけど、手づくりだからいいでしょ」みたいな気持ちがどこかにある気がして、その気持ちが親に伝わってるかどうかは関係なく、自分で後ろめたさに耐えられない。
それなりにちゃんと苦労して、材料費もケチることなく作ったものは、自信を持って渡せるのです。
まあ自己満足の話ですよね。
友達に渡すときは、それはそれで別の問題がある。
身につけるものや部屋で使うものは、特に女性はこだわる人が多いから、本人の趣味とケンカしてしまわないか。
自分に置き換えて考えてみれば、ふだん自分じゃ選ばないような雰囲気のアイテムは、新しい風が吹き込まれるようでいいと思う。
自信なさそうに渡されても、相手の気持ちが嬉しい。
編み物好きです。コースターは簡単に編めます。