二人暮らし*会社のこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや動物のスケッチを描いています。

抜歯の思い出

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親知らずが生えてきた。三本目だ。
三年ほど前に、初めて生えた一本を抜いた。変な方向に生えてきて、残しておくと虫歯の要因を作ることになりそうだったから。二本目はお利口さんに生えてきたのでそのままにしてある。

初めて抜歯するとき、それはもう怖かった。平日の夜に予約をとって会社帰りに行ったけど、「歯医者の先生、一日仕事したあとで疲れてないかな」「私の歯を抜くのてきとうになったらどうしよう」とか色々思いをめぐらせて心配した。

(プロを見くびってごめんなさい)
と ても緊張していたのに、なんにも気にせずさくさく抜歯の準備をする先生。麻酔を打つ直前になって「あれ?もしかして緊張してます?」

お腹のあたりで握りし めた手が、血の気がひいて真っ白だったらしい。「平気なお顔されてたんで…、失礼しました」と言って、緊張を和らげるようなことを言ってくれた。

麻酔を打つ前に、麻酔が切れたときにちょうど効いてくるためのもの、と説明を受けて痛み止めを飲んだ。
向こうにとったら当たり前の手順だろうけど、逐一説明をしてくれるのは嬉しい。抜歯という初体験を前に少しでもわからないことがあると、不安の引き金になるので、小さなことで気持ちを落ち着かせることができた。



「親知らずを抜く」といえば、両親から聞いた痛そうな話しか知らなかった。
おばあちゃんは若い頃親知らずを抜いて帰ってきて、一日熱だしてガタガタ言いながら寝込んだ、とか。
なんたって、骨だからなあ。という父のコメントにも凄みがあった。

無事に抜いてもらえて、ホッとして帰る道すがら「無事済んだよ」と母にメールをした。
その後、メールか電話かで「一人で歯医者さん行って親知らず抜いて偉かったねえ」としみじみ言われた。何歳やと思ってんねん!(笑)と突っ込んだけど、遠くから心配してくれている視線を、内心とても頼りながら乗り切った抜歯だった。