会社6年生
もう、ここまでやったら充分だろう。
と思って、最後の最後に気づいた小さな不足をあえて見逃すことが今まではあった。
仕事の根幹はこなしたから、あとの細かいことは余裕次第でやったりやらなかったり。悪く言うとそういうことだった。
それが今日は、「はあ、終わった。やれやれ。」と腰を下ろしかけて「あぁっと。あれやってなかったぁ…」と気づいた仕上げ作業をやりに戻った。とても疲れていたので歩くのもままならずホフク前進で。
(※あくまで気持ち的な話です)
自分の仕事が最後の最後で爪甘く終わるのがひっかかった。恥ずかしながら、これはちょっと前まではなかったことだ。
やった仕事が形になって見えるわけじゃない。だけど来た仕事一つひとつは自分の作品で、最後まで気を配って仕上げることが自分自身の満足に繋がるのを感じた。報酬は問題じゃない。(感謝されたいとは思うけど)
まだまだプレッシャーのほうが大きくて、こんな気持ちになることは少ない。こだわり=仕事への愛情が出てくると仕事が面白くなるんだろうか。そんな感覚の片鱗を見た。