暮らしの中で思うこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや、たまに動物のスケッチを描いています。

突然のドラマ

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家までの帰り道。
前を歩いていた女の人を私は抜かした。
私は低いヒールを履いていて、女の人もコツコツ音を響かせていた。
私が追いついて、その人の横を抜けて、ある程度距離ができるまで、ずーっと…
足音がぴったりかぶっていた。

こういうときどうしよう。
ちょっと照れて困るのは相手も同じかな。
「…か、かぶりましたね音が」
と言ってみたらどうなるだろう。
(わざわざ話しかけて来るなんて…そりゃ私も照れたけど…ちょっとこの人ヘンなんじゃ)
という戸惑いのあとで、半数以上が「っそ、そうですね」とはにかんで笑顔を返してくれそう。
そして、そのうち8割が極力スピーディーにその場を立ち去ろうとしそう。



ちなみに今日は、新しい靴を履いていた。
軽い靴ずれを起こして、足をかばいながら歩いていた。いつもの靴なら音はかぶらなかったかもしれない。(なんのための言い訳)

だいぶ遠退いてからやっと足音がずれたけど、あれは自然になんだろうな。
「あっ!わざとずらしよった」
とか一瞬思うけど、たぶん違うな。
そして相手もこっちのことそう思ってそうだな。