ホロスコープ
会社の先輩に本を借りました。
星座判断…ホロスコープって言うのかな、「◯◯座のあなたはこんな性格です」とまとめてある本。
ホロスコープも血液型の性格判断も、どう付き合えばいいのか。
子供の頃、母が「占いって、なに言われても、わりと自分にあてはまってる気がするんよ」と言っていて、「ああ。ほんとそうだわ」と冷めるとともに納得しました。
(よく言われることですね)
・「あ、めっちゃ当たってる!」と興奮する
↓
・ちょっと落ち着いて、ほんとにそう?と冷静になってみる
↓
・「そんな気もするけど、そうじゃないときもあるし、…てか、そんな単純じゃないな」と思って終わる。
それでも、性格判断は好きでつい読んでしまう。それは、書かれてあることが優しくてポジティブだからだと思う。
自分の内面が、きれいな手で次々取り出され、並べられて、好意的に説明される。見当違いなときもあるけど、自分のポリシーが丁寧に扱われて、認められる感じがして気持ちいいのです。(日頃から、これが私のポリシー!と具体的に思ってるわけじゃないけど…)
もう一つのホロスコープの使い方は、他人のを読むことです。自分のよりも客観的に読めて、「当てはまらないのでは?」と感じた内容がポイント。
自分なら、外れた内容はぴんと来ない…、で終わってしまうけど、人のなら
「私の知らない、そういう面もあるのかも」
「心の中にはこういう思考があるのかも」
と考えられる。
身近な人ほど、新しい面が見えるようで面白い。家族なんかおあつらえ向き。反発を感じるようなことも、「ああ、根っこにこういうものがあるからかな」と譲る気になれたりする。
本当にそうなのかは問題ではなくて、その人が独立した個人で、自分とは違う靴を履いて立ってるんだ、と思い出せる感じがして良いです。
高校の頃、世界史の先生が授業中に
「他人を理解するのは難しい。たとえ家族でも、解って7割」と言っていた。
「ふーん?」とぴんと来なかったけど、いまはなんとなくわかる。
(なんでそんな話になったんだっけなぁ…)