暮らしの中で思うこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや、たまに動物のスケッチを描いています。

主戦力の負傷

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仕事を最近少しおもしろく感じます。
◯知識がついてきた
◯解決しなければいけない問題がある
◯自分の立場から、ある程度その問題をいじることができる(許されている)

長く勤めることで深い理解があっても、
「ここから先はペーペーはノータッチね」
という感じで、偉い方々だけでケンケンガクガクやっているのだったら、ワクワクすることはできない。

逆に自分一人で突っ込んだ所までやらされる場合も、裁量が大きいだけに重い責任がのしかかるだろうと思います。

いま私にとって良いのは、アイデアを出したり意見したりする機会を与えられていることです。
会社のヒエラルキーの下のほうで行われる決め事、選択にはその気になればがっつり関われる。
それ以上の大きな方針についても、意見する場があります。最終決定は上の方々が行うから、どんな結果になる場合にも糾弾されることはありません。

「責任が重くないのがいい」
なんて、言葉にすると情けない。
でも今の自分にはこれくらいが合っています。

もしこの先勤め続けたら、より大きな立場を進んで受け入れる気になるのかな。
いまはとても想像がつかない。



キャリアをばりばり築いていくことには、あまり魅力を感じないほうです。
それは入社時からいまに至るまでずっと。
だけど、「築いてきた小さなキャリアを手放すのは惜しい」ということは、新しい気持ちとしてあります。

正直いって、意欲的に取り組んできたとは言えない…。
自分が携わる仕事として、「適当にやるのは嫌だ」と、狭いキャパシティの中でできる限り向き合ってはきた。
けれど、それは責任があるからというよりも「きっちりやりたい」という、性格から来る個人的なこだわりだったり、「怒られたくない」という切迫した気持ちがあってのことだった。

仕事は、期待された結果を上げることが重要で、心意気は一番の問題じゃない。
しかしやっぱり常に「周りのために、良い仕事をしよう」と胸をはってやってきたわけではないから、知識もキャリアも、「自分から求めたわけでなく、気がついたら積み上がってた」感があるのです。


それをふかんできる今、やっぱり少し余裕ができたのだろうな。
その余裕を使って、ちょっと積極的に仕事をしてみようと思います。