暮らしの中で思うこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや、たまに動物のスケッチを描いています。

スイートパンプキン

f:id:shouwano:20141015235039g:plain

 

かぼちゃの煮物がおいしくできた。
こないだの土曜日に作って四日目。
しっかり甘いかぼちゃ煮は、スイートポテト…?!と二度見したくなるほど近い味がする。
何種類かのおかずをよそったお皿に、たまたま最後に残していたので、予期せずデザートが出てきたようだった。
(ニマニマしながら食べた)

今夜は久しぶりに、ちゃんと料理をした。
ちょっと前に手に入れたオイスターソース(コンビニで見つけた、ちっちゃいやつ)を使った料理をば、と思って、回鍋肉にした。
野菜と一緒にショウガを炒めるのを忘れて、慌ててタレの上からすりおろして加えた。



学芸員の資格を持っている。
学生のころに「何か取っとこう」と、夏休みの集中講義を利用して取った。

本当に学芸員になろうと思ったら、就職はとても狭き門だと思う。
(以下、ざっくりした日本の状況。私が勉強したのは7,8年前だけど、大きく変わってはいないと思う。きちんと資料から引用していないので、極端なニュアンスを含むことをお許しください。)
日本は欧米諸国に比べて美術館博物館にお金をかけない。入館料がかかるのは当たり前。人件費には多くを割けないから、人員は学芸員を含め非正規雇用に頼る傾向があり、新規の雇用が極端に少ない。
欧米諸国では学芸員は研究職としてのステイタスをもって扱われるが、日本では美術館・博物館運営のための雑務にも携わるため研究には多くの時間を充てられず、「イベント屋」としての側面が強い。

それでも、なりたい意思の強い人は何度でもチャレンジするだろうし、どんな形であってもまず雇われた所から経験を積んで行こうとするだろうな。
ざっくり言って、博物館や美術館は日本の行政にとってプラスアルファの扱い。
政治ではいろんな方面の問題でお金が必要で、「絵とか埴輪どころじゃないよ」ってことなのか。
それゆえ「誰もが知っている、かっこいい職業」でないからこそ、私はそこで働く人・働こうとする人に真剣さを感じる。

「欧米諸国」と一絡げに、雑な書き方をしてすみません。
また、どこか他の国を基準にして、そうでない状態は病的だ、というのではない。
(運営に携わる仕事も、大変ながら面白そうな仕事だと思う)
ただ、仕事の門戸が、上記のような理由で閉ざされがちなのは残念だなあと思う。


たとえば大英博物館が入館料を取らないのには憧れる。
やっぱり税金が日本に比べて高いからできるのかな。

日本の消費税率、20%になるけど美術館タダだよ!って言われたら…

嬉しいかどうか、すぐには答えられない問題だ。