二人暮らし*会社のこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや動物のスケッチを描いています。

想像力の使い道

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昼間、仕事で煮詰まって、
「今日はもう、我慢しない!帰りにめっちゃカロリー高そうな甘いもの買ってやる!栄養バランスなんか知らん!」
と思った。

ところが、帰りに寄ったスーパーやコンビニで、どんな甘味を見ても強く「食べたい!」と思わない。
プリンを見て
「おいしそうだけど…食べ終わったらカップがゴミになるから、虫が来ないように袋に入れなきゃな」
と食べ終わったあとのことを考えて簡単に気が削がれたり、
箱入りのチョコレート菓子を見て
「これもいいなあ。でも、食べたら無くなるんだよなあ…」
と、最後の一つを口に入れる切なさを思い浮かべて萎えたりする。
身も蓋もない想像力でどんなお菓子の粋なパッケージの吸引力をも打ち砕きながらウロウロ。
結局本当に食べたかったのかそうじゃないのかわからなくなって
「お菓子はもっと衝動的に、直感的に買うから楽しいのに」
と思い、それだけのモチベーションがないならもう帰ろうか、となる。

いざ商品を目の前にすると、お財布から出て行くお金のことを考えるし、甘味を食べ過ぎるのはお腹の動きを妨げるから、
「こんな迷ってる暇あったら家に帰ってエノキと大根のお味噌汁作った方がいいな」
とまで思う。

レストランで、女の人が男の人よりもメニューを前に注文を決められないのは、自分がそれを食べるところをよく想像するから、と聞いたことがある。
私のグルグル思考も、想像力が判断を迷わせている。



優柔不断は、一つには想像力のせいかもしれない。
慎重とか思慮深いとか、そんな褒められたものじゃない。
自分にもたらされる快・不快を想像するから、判断が遅れる。
仕事の時みたいに、「何をすべきか、選択できる手はどれか」と合理性とスピードの釣り合いの取れた思考ができたら、もっと生活は豊かになるのかな。
豊かってどういうことなんだろう。
(グルグル…)