暮らしの中で思うこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや、たまに動物のスケッチを描いています。

向いてる向いてない

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例外的に人になついたと、ネットで話題になっていたきつねの写真を描いた。

表情が犬っぽいです。

 

会社勤めに向いてない…と、前ほど深刻には考えなくなった。
何かやらかすたび、自分の不甲斐なさにため息をつき、「つくづく向いてないなあ」と思うものの、思考はそこから深入りしない。

向いてない。だけど私は私の都合があって、ここでお金を稼いでいる。
会社は、ちょっとばかり要領の悪い人も抱える余裕がある。
私さえ良ければここで仕事を続けるのは自由だ。

「向いてない」と傷ついて気を腐らせていた頃は、「向いてない→他の世界ならもっと上手く、気持ち良くやれる」という意識がどこかにあった。
何年か仕事をしてみて思ったのは、「どこに行っても、きっと私はこんな感じだ」

・説明がわかりにくい
・気持ちが顔に出る
・マイペース
・許容量が小さくすぐ焦る

どれも人と仕事する上で矯正したい性質だ。
折り合いの悪い上司と相性のいい上司。前者の元で仕事をしていたときに比べて、後者の元へ移ったあとはミスが大きく減った。ストレス、つらさも1/10になった。
それでも、上に挙げた性質はやっぱり変わらないのである。
(もちろんこれまでにいくらか改善したし、まだ努力する余地はあるけども)

どんなところへ雇われても、その場所でビシバシ鍛えられても、私はきっと全体的にはこんな感じなのだろう。
それを直視できるようになった、そのことが嬉しい。



ここから動けなければ、これは逃げや諦めになってしまうかな。
「自分が何をしたいか」「どうありたいか」に沿っていろんなことを選んで奮闘していく、その方が健全な気がする。
「こんな人間だから」というのは他人が言うことであって、本人が何かを選ぶときに念頭に置くようなものではないような。