暮らしの中で思うこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや、たまに動物のスケッチを描いています。

いつも同じ壁

f:id:shouwano:20141031231822g:plain

 

仕事で、久しぶりにガツンと言われた。
打たれ強くなった気がしていたけど、意外と傷ついた。

《電話口で怒鳴られてからの心の変化》

今回問題になったことを分析して、実際自分にどれだけの責任があったか考える。

結果、「その問題に関しては、あそこまで言われる筋合いはなかった」とはっきり思う。

相手には、ふだんから「やらかしがちな人だ」というイメージが私に対してあったから、ああいうキツい物言いになったんだろうと思い至る。
(今回のことに関係ない、過去のことを持ち出してあれこれ言われたため)

自分に非がある以上、相手のことを悪者にできなくて、気持ちの行き場をなくす。

いまの仕事を続けることが、自分にとって不幸なことではないかと思い詰める。ちょっと目が潤む。やばい、と焦るほど周りがぼやける。

~何かのきっかけで、同僚とたわいないことで談笑し、気分が上がる~

シャンとした気持ちに戻り、自分の単純さをちょっと頼もしく思い、
「トータルでみて精神を病まずに過ごせるなら、悪くない場所なのかな」と、また全然違う考えに至る。



誰かに怒鳴られることは、本当は大したことではない。
広い会社の中、他部署間で起こる行き違い、いざこざ。よくある話。
たいがい相手にも非があるし、同じ気持ちになって憤ってくれる同僚がたくさんいる。
一番の問題は、要領の悪さなんかではなく、周りに頼らないこと。
「聞いてくださいよ、さっきこんなことがあって!」と言い出さないこと。

動揺した気持ちを、自信が揺らいだことを、落ち込んだことを、人に知られるのがどうして恥ずかしいんだろう。

先輩、後輩、上司。いつでも助けてくれる用意のある人たちばかりなのは、自分がよく知っている。

いつも、頭の中で見栄や劣等感と必要のない闘いを繰り広げて、自分で自分の仕事を難しくしている。