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二人暮らし*会社のこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや動物のスケッチを描いています。

むさぼるように読みます

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小説はたいてい面白い。
ちょっと難しいかな、というのでも、初めちょっとがんばって読んで、一度入り込んでしまえば続きが気になり、バーっと行ってしまえたりする。

本屋で平積みされている、今をときめく小説家の本はあまり買わないけど、手にとってパラパラめくっていると、読みやすいものが多い。
どこか、待合室か何かに置いてあったら、進んで手に取り貪るように読むだろうと思う。

ただ、読んだその後も書棚に並べておきたいかどうかは別だ。
私の場合「面白かったなあ」のあとに、「また読み返すのが楽しみだ」といそいそ書棚に入れる小説は多くない。(棚が広くないってこともあるけど)

繰り返すようだけど、たいていなんでも面白いのだ。読み始めたら止まらなくて、その物語を作るのにどれだけの時間と労力を要したかを考えると申し訳ないくらいあっという間に読み終えてしまう。
け れど多くの場合、それは遊園地のアトラクションと同じ。心が浮き立って、それはもう楽しくて、心の健康のためにとてもいいものを摂取してる、と感じる。 で、楽しい時間が終われば「さあ帰ろう」と背を向ける。未練はない。メリーゴーランドの馬を抱えて持って帰ろうとは思わない。

その違いはなんだろう。
単純に言えば好きの度合いによるものなんだろうけど、途中の「続きが気になって止まらない」という感覚は同じだから不思議だ。

ただ、後味は違うかな。
何かを探して、何かを得たくて手に取ったのに、読み終えてみれば心の中をぽっかり持って行かれたような感覚が残る。爽快とか、そういうわかりやすい快感はなく、気になって仕方ない余韻を得る。そういう本を、私は手元に置いておくことが多い。



まあ、「この小説家だから」という贔屓もかなりあるし、家族の誰かが好んで読んでいた、ていうフィルターもある。必ずしもフェアに読み応えで判断してるわけじゃないですね。

また、何年も前に好んで読んでた小説たちを開いて、「え、べつにそんなでもないな」と思って書棚から脱落することも。

(最後に自分で話のコシ折って終わる)

 

今日のイラスト「ギュッとして おてがるあったか ぬいぐるみ」