よくあるけど、切実な話
最近職場で、上司とのすれ違いで傷つき悩んでる女性のことを知った。
めちゃくちゃ話を単純にすると、
どこにでもいそうな素朴で人の良いおおざっぱな上司と、これまたどこにでもいそうな優しく細やかな女性部下の間に起こる摩擦。
上司が部下を大切に思っても、方法が一つ違えばその思いが伝わらない。
部下にしても、その思いを頭では分かっているのに感情が頷かないから受け取れない。
ざっくりした言い方をさせてもらうと、
女性部下が上司の気遣いを感じる瞬間は、
「大丈夫か?何かあったら言うんだよ」
って言われたときではなくて、
金曜に残業してるとき、何気無い感じで期間限定のチロルチョコを机に置いてもらった時だったりする。
大丈夫か?って言われても、
「はい、大丈夫です。ありがとうございます」
ってその場では返すしかないって人は結構いるのではないか。
(実際考え直して後から相談するかどうかは信頼関係に関わってくる話だけど…)
それよりも、ちょっとしたお菓子を黙って置かれるほうが、見守られている安心感、「相談していいんだ」という気持ちを起こさせる。
ということが、少なくとも私の職場では起こる。
それを見ていて、
「女性の社会進出、と言われる時代だけど、一回り二回り歳の離れた男性上司と女性部下が職場を共にするのはわりと無理があるのではないか」
と思ったりもした。
(偏見と個人的な経験に縛られた極論だ。
私はずうっと同じ会社の同じ部署で働いている。
まだまだ体質が古い会社で、肩書きのある女性社員が少ない。
女性が上司になった場合の職場の雰囲気も分からない。)
*
ただ、どんな職場にも何かしら問題があって、それはある程度似たような原因に端を発する似たような問題なのだと思う。
そして打つ手も同じ。
立場が違えば感じ方が違う、ただそれだけのこと、と思うようにしたい。
実際は目の上のたんこぶみたいに思ってしまったり、難しいけど…
*
きょうのイラストは、インドガビアルという生き物です。描いたのはこないだの日曜日。
爬虫類、難しかった。
(シロちゃんのLINEスタンプ販売中@・v・@)
http://line.me/S/sticker/1137211