暮らしの中で思うこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや、たまに動物のスケッチを描いています。

いちばんいいあんばいの所を探す

f:id:shouwano:20151023233413g:plain

 

私はとにかく否定、批判に敏感に反応してしまう。
仕事中苛々したり、ポロっと悪態をついたり、
自分自身だってやるくせに、
人の口から発せられるのは聞いていてつらい。

こんな傾向を、自分でちょっと変だと思う、
前からこんなに激しかったっけ?
と友達に話をしたら、こんな言葉が返ってきた。

「ずっと長く仕事をしてきて、だんだんあなた自身の仕事観、人間観が構築されてきたってことじゃない?」

なるほど。と思った。
他人の気分に影響を受けやすいのは前からだし、
穏やかな人間環境の中でのんびり育ったことも重要な背景だ。
けれど、ここまで外部に対する感覚が狭まったのは、
彼女の言うように、たぶん仕事のせいが大きい。

プライベートでは、
のびのびふるまっている。
考えがぶつかるようなことがあっても、
自分の考えを口にする機会を与えられている。

いっぽう、仕事では口をつぐんで成り行きを観察し、
人の考えに自分を沿わせる機会も多い。
そう書くと、仕事とはなんとストレスフルな、
と感じるけど、
そんな基本姿勢を通して、
あらゆることのタイミング、言動の良し悪し、
人のいい癖悪い癖、
それでは自分はどうありたいか?
を考える作業をちょっとずつ行ってきたのだと思う。


良い悪いの価値観がはっきりしてくるのは、
人としての成長と言えるかもしれない。
でも、許容範囲が狭くなることはストレスを生む。

一つの完成をみたと、まだ思いたくない。
いまは極端に走っているけど、
しばらくしたらまた少し戻るんじゃないかと思う。
何より自分が疲れるから。
行きつ戻りつして、
自分にも人にも穏やかになれるような、
ものの感じ方ができるようになればいいな。

 


きょうの絵はペンギンの子ども。
ネットで見つけた画像で、
詳しい種類はわからなかったのですが、
たぶんジェンツーペンギンという種類です。



(シロちゃんのLINEスタンプ販売中@・v・@)
  http://line.me/S/sticker/1137211