昨年からcomicoという漫画サイトへよく足を運んでいます。
からくりはよく分からないけど、面白い漫画が無料で読める。嬉しい。嬉しいけど時間泥棒。わかってるのに時々抗えない。
中でも多いジャンルは、学園もの。
異世界や時代物より身近なテーマだと思っていましたが、読むうちに「これはファンタジーだ」と感じました。
身体がぶつかって中身が入れ替わるとか、未来の自分が助言しにくるとか、そういう「現実にはありえない展開」のことではありません。
「高校生の時、こんなにキラキラしてなかった」と思ったのです。
友達がいて、楽しいことはたくさんありました。一緒に登下校したり、プリクラを撮りに行ったり、テストが終わった日にはマックに行って小さなことで笑い転げたり…
でも、それよりも、心配したり不安になったりきまりが悪くなったりした思い出が多いのです。
!火曜日なのに水曜日の時間割を持ってきちゃったと通学中に気づいて目の前が真っ暗になったり(O_O)
!授業中、突然当てられてパニックになり、平安時代の次の時代区分が言えなくて穴があったら入りたかったりm(._.)m
!定期テスト直前は勉強が間に合わない焦りから毎回のように口内炎をこしらえていたし(ノ_<)
いまになって思うこととして、別に忘れものしたって借りればいいですよね。何か抜けがあっても、大抵のことはどうにかして、間に合わせられたはず。「まぁいっか」で終われたことがどれだけあったか。
でも、とにかく気が小さいということは、落ち着いて周りを見渡すことができないということなのです。
それはそれで味があったし、決して不幸なことじゃない。また、そこまで珍しいことでもない(一定数の人の共感を得られるのではないか)。でも、もし、もっとリラックスして周りを見られていたら、素直にいろんなことを受け止めて、はしゃいだり落ち込んだり、そう、漫画のような健康的な心の振れ幅を伴った高校生活だったのかなぁ。
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そういうことを思ったのは、今、漫画のように過ごしているからです。
楽しいことのみならず、悩ましいことも心配なこともあるけど、少なくともあのころよりは縮こまっていない。嬉しいことにせよ、ストレスにせよ、ちゃんと落ち着いて感じれているなと思うのです。
あくまで自分の中での比較です。
行動派の友達に久しぶりに会うと、自分は何をこんな隅っこでちまちまやってるんだろうと思うことがあります。客観的に見れば、あまり人って大きくは変わらないんですよね。それもまた本当のことです。
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