暮らしの中で思うこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや、たまに動物のスケッチを描いています。

読書

 

雨がちな連休。
読書がはかどりました。

いま、ハリーポッター本編のその後の物語を読んでいます。
・ハリポタの作者の書いたものではない
・小説ではなく舞台の脚本。会話だけで話が進む
(場面が切り替わるときなど、所々に状況説明はある)
・ハリーも出てくるけど、主人公はハリーの息子

洋書ですが、会話ベースなので
心配していたよりはさくさく読めます。

まだ半分くらい読んだところですが、とても面白い。
学校や列車など、映画で見た場所が出てくるので
おのずと映像となって頭の中に浮かび上がってきて
新作のハリーポッターの映画を観ている感覚がある。

この物語自体に魅力があることに加えて、
ハリーポッター本編を改めて引き立てる効果もあります。
本編の何作目かで起きたことを起点に
物語が展開するのですが
本で読み、映画で観、
一通り楽しみつくしたと思っていた本編の物語が
新しい時代から語られるのが新鮮でした。

魅力がまた引き立つ・・・
というよりは
実際に起こったこと、だという
物語の中での現実味がいい意味で生々しく迫ってきて
ハリーポッターが好きな私にはたまりません。

ハリーポッターの物語は、
「ねっとり」としているように感じます。
その理由は、重みと湿気と暗さ。

若者らしい葛藤とかいらつきとか
そういうもので覆われたような
じめついた章もあり
その醸し出す現実味が私にはほど良い。

子供向けの物語だし
人によっては
また使われている英語の簡単さなどが
肌でわかるネイティブに言わせれば
違った印象を得るかもしれませんが。



購入はネット上で。
口コミに
「予想しうる展開でいまいちだった」
という評もあったけど
気にせず買いました。
私はドラマなどを見ていても
ありがちな展開に気付けず
わりと最後の方まで楽しめるタチなので
たぶん大丈夫だろう、と。

いまのとこ、大丈夫です。
全然先が読めない。どうなるんだろう。




イラストは、話とは関係ない落書きです。

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