おとといの朝、自宅を出たら、
キンモクセイの香りがしました。
あぁ。もうそんな季節か。
と思いかけて、
キンモクセイの香るのがだいたい何月くらいか、
具体的な知識を持っていなかったことに気が付きました。
毎年、あ、香ってるな。
と思っていたら
飽きる前にもう終わっている。
という印象があります。
儚い、という点では同じでも
桜のように堂々と咲いて派手に散るのでもなく、
チョッと咲いてソッと落ちる。
そのイメージの割には
香りには存在感、独自の世界があるように思います。
あ、なんかの花が香ってるな。
じゃなくて
「キンモクセイですよ。咲きましたよ。」
と至近距離からお知らせされてる感じがします。
また、今週は久しぶりにお味噌汁を作りました。
毎年、夏の間は暑くてあまり作らないのですが、
少し涼しくなってきたので。
お味噌の容器を開けて、
菜箸でにゅるっと取り、
おたまに落とそうとしたとき、
ふっと不安がよぎり、
いったん容器にお味噌を戻し、
側面の賞味期限を確認しました。
大丈夫でした。まだ数か月先でした。
具は、えのきと大根を入れました。
えのき、好きです。
味はよくわかりませんが
お通じが整います。
お味噌汁の具には、
いろんなものを入れます。
お豆腐、小松菜、えのき、大根、にんじん…
これ以外でも、ベーシックな野菜なら
たいていいけると思っています。
お味噌汁は、ひとり分を作るつもりでも
二人分くらいの量ができてしまうことが多いです。
(欲張っていろんな野菜を放り込むせい)
そんなときは、その晩に無理して食べきらずに
鍋ごと冷蔵庫に入れておいて、
朝あっためなおして食べます。
お味噌汁のことになると、
なぜか言いたいことが
あとからあとから湧き出てきて
延々と語ってしまいます。