暮らしの中で思うこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや、たまに動物のスケッチを描いています。

いつも、できればこれだけは


急ぎの仕事を受ける。

「え!…ちょっと無理かもしれないけど…
    できる限り急いでみます」

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ええと、明日の午前中にこの仕事が本決まりして、来週の火曜にはここまで進んでないといけなくて、うんと、あー、ギリギリいける、かな…

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なんとなくスケジュールのめどを立てつつ、あちらこちらに協力を仰ぐ。
「この日にこういう仕事がいくんですが、対応できますかね?」
「それでは、何か問題が起きたりしたら連絡ください」

ギリギリに思えても、カレンダー上でなんとなくいけそうな仕事は、いろんな会社、人々の協力を得て、結局は遂行されることが多い。
「わぁ、本当ですか!ありがとうございます!」
やったー、なんとか間に合った。

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一方で、何か一つの手違いが起こり、
流れが滞ることも当然ある。
「え、資料がまだ着かない?先週末に確かに発送したんですが…どうしよう、困ったな」

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仕事は早い方がいい。その質も高いだけ良い。
社内でも、対お客さんでも。
予定通りの日程、もしくはそれより早く対応したり、期待されていたもの以上の価値を持たせて差し出すことができたら、素晴らしい。

けれど、常に可能とは言えないパフォーマンスは、しないほうがいいんじゃないかね、と思うことがある。

問題点は
○前できたから今回もできるでしょ、と思われてしまう。できなかったときに摩擦が生まれる。
○余裕のない仕事は、ミスを誘う。
○トラブルに対応する余白、マージンが持てない。

常に最短距離で突っ走れるわけじゃない。
そういう「踏ん張りどき」は時々はあってしかるべき、と思う。そういうときは、ここぞ、と大いに踏ん張れば良いのだけど…
トラブルが起きた場合に充てられる余白は、できるだけ確保しておきたい。

余白がないと、トラブルが起きたときに、問題が大きくなるように思う。
同時進行しているほかの仕事に響いたり、関係のない人に頼って巻き込んで、やっと収拾がつく、というケースが何度かあった。

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私生活でも同じ。
持てるだけ持つ、のは、自分が疲れる、だけでなく、そばにいる人にも悪い影響を与えることがある。

持てるだけ持つ、それは「頑張る」ことだ、無理をしてるんじゃない
そういうことも場合としてあるだろうから、一概に言い切れないけど。

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荷物は片手までにして、反対の肩には
「よゆう」をふわふわと連れて歩きたい。

何かあっても落ち着いて対応できるように。
新しいことに気がつけるように。