クリスマスイブの夜ごはんに、ミネストローネを作るつもりでいたら、今朝、コンソメキューブを切らしていたことに気がついた。
あー、あー、どうしよう。スーパー安い日に買わないといけなかったのに忘れてた。
買いに走るの嫌だなぁ。
そうだ、自分で作れないものか。
検索したらたくさん出てきた。コンソメスープの素の作り方。
えーと、なになに。
玉ねぎとにんにくは必須のよう。でも切れ端とか、にんにくチューブとかでいいのね、ありがたい。
あとは、にんじんのヘタと皮も入れよう。
長ネギの頭のとこ、ザクザク切り落として投入。
しょうがチューブも余ってるから入れてみる。
料理酒と水を沸騰させた片手鍋に、これらみんな入れて蓋をした。
参考にしたレシピは料理酒と水の量は明記されてなかったので、適当にやった。
ぐつぐつ言い出した。どうかな。コンソメの味になるのかな。ソワソワして、少し味見をしてみると、なんとネギ風味の強いこと。
不安になって長ネギの頭を一部取り出し、さらに見守る。
途中、流し見したほかのレシピに乗っていた「和風だしの素」もサラサラ入れてみた。
また、ローリエと記載があったけど持ってないのでオレガノをパラパラ降らせた。そして最後にあらびき胡椒も。
レシピにあった「やさしく煮出す」は解釈に悩んだけど、「蓋をしたまましばらく沸騰させたのちに火を消し放置」という方法で対応した。
そうしたら、できた。
漂う香りはまさに洋風スープ、コンソメの匂い。
わああ〜!自分でできた!すごい!嬉しい。
メインはチキンだけと、お店で予約したものなので、私はスープや副菜に力を注げる。
いつも作らないものにも挑戦できて楽しい。
初めてスモークサーモンも買った。
料理は、食べて「うまい!」と毎度思えるわけではない。
こうかな、ああかな、美味しくできるかな。
食べる時よりも、料理をしている最中の方が楽しかったりする。
その原動力は、いつか美味しくできたときの感触や、お店で食べた料理のイメージだ。
毎日努力できるわけではない。正直なところ、いまいちだなぁと思いながら同じ工程を繰り返す料理のほうが多い。
時間と体力があって、アイデアが試せるということは楽しい。それを思い出せてよかった。