たまに、自分のとった行動が間違っていたのではないか、常識がないと思われたんじゃないか、と不安に駆られることがある。もしくは「間違っていた」とはっきり思い、落ち込んでしまう。
・あのとき友達に言ったこと。
・しかるべきタイミングでLINEしようしようと思っていたのに、文面でムニョムニョしてるうちに送りそびれたこと。
・昨日の昼休みの同僚との世間話、私の一言で変な流れになった気がする。
などなど。
ただ、しっかりしないといけないときはしっかりするものだ。ゆとりがあるから逡巡し、焦り、自然な言動が取れないのかもしれない。
私は人より気が回らず、反省をすることが多いけど、それはできる限りの誠意で対応するしかない。
いらないのは、やってしまったことをただクヨクヨするだけの時間だ。いや、そういう時間はあってもいいけど、それだけで終わることがまずい。
調子のいいときは、瑣末なことは後ろに流し振り返らず、少し前だけ見てスタスタ歩ける。やらかしたことも、カバーするためのこれからの行動として前向きに持っていける。
そういうときは、自分で思っている以上の能力が発揮されたりする。
いつもこうはいかないけど、自分もときには俊敏な対応ができるのだ、とこっそり誇らしくなる。
これは、師走ハイというようなものなのかもしれない。一ヶ月という時間は同じ、でもやることはいっぱい。過ぎたことを頭の中でアレコレする余裕もなくドタバタと生活を走らせる中で、効率のいい走り方をひとつ掴んだのかもしれない。
(過去のことを取り出さないのと同様、電車の中などで気になる物事をキャッチすることも自然としなくなり、それは寂しい。しょうもなくてもいいから、そういう感受性には常にそばにいてほしい)