暮らしの中で思うこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや、たまに動物のスケッチを描いています。

仕事のことあれこれ


ときどき仕事中に猫背になり、眠く、笑う余裕もなく、雑巾みたいになっている。それは落ち込んでいるんじゃなくて、ただ疲れているのだ。

その疲れは間違いなく仕事からくるもの。仕事を中心とした生活からくるものだ。

嫌なのは仕事じゃなくて、仕事をやり過ぎることだ。


仕事それ自体は、時期や、自分のやりようによって、年がら年中残業を強いるものではないから、程よく切り上げて帰る習慣の中でうまく生活とのバランスが取れることを知っている。

たまに職場で発生するショートコントみたいなやり取りは楽しいし(こういうのは登場人物を見知っている間柄で共有されると信じられないくらい面白い)、長いこと悩んで恥をかいてしんどい思いをしてきて、ある時気がつくと、できなかったことができるようになっている、その嬉しさは何にも代えられない。

だから、仕事それ自体に恨みはない。(ソリの合わない人はどうしてもいるけど、またそれは別の話)


料理と似ているなぁ、それ自体苦ではないがために、今ひとつ労働から逃げようとできないところが。

ただ料理は何か神聖なもの、尊いものとして日々向き合っているのに対して、仕事は単純な労働、心の鍛錬(スピリチュアルな意味ではなく筋トレに近い)の場なので、似て非なるものである。

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(どこか、全然違う職場で、もっとゆるく、無理なく働けて、充分なお給料が出る、そういうところがあるかもしれない。自分の会社のやり方、与えてくれるものが当たり前だとは思わない方がいい。長く勤めるほど、抵抗や疑問が減っていく。楽になる反面、ちょっと危険なことだなぁと思う)