暮らしの中で思うこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや、たまに動物のスケッチを描いています。

すぐ焦る①


家の用事に関しては、どうも、抱えるタスクが2つ、3つとなってくると、その全部を明日までにこなさないといけないかのようにストレスを感じる性格で、必要以上に早く片付けて、一刻も早く手元をまっさらに、何もない状態にしたいと欲してしまう。

それでカリカリしたり、時にうまくないやり方を選んでしまったりして、疲れている。

それでも、終えられたら満足する。とにかく、早く早く、「あれをやらないといけない」から解き放たれたいのだ。

f:id:shouwano:20200829162148j:plain

何かタスクが舞い込むたびに「今から私がこれをやるんだ!」という能動的な頭に切り替えられたら良いのに、それができないまま、ただ追われ続ける。「穏」「静」に執着する自分のペースを崩せなくて、独り相撲をしている。

人との待ち合わせは、学生時代から、20分くらい早く到着することが多かった。

相手を待たせたくない、もし電車が遅延したら…という思いやりや心配からじゃなくて、焦らずに穏やかな道中を過ごし、待ち合わせ場所でひと心地つきたい。辺りを見回したり、できればぼーっとして、自分をその場所になじませる時間が欲しい。もし相手が先に到着していたら、待ち合わせ場所に着く・移動するという休みのない動きになる。それがなんだか気忙しいのだ。

f:id:shouwano:20200829162226j:plain

旦那さんと昔お付き合いする前、初めて待ち合わせした時に、彼がほぼ時間ぴったり(1分前くらい)に登場し、「この人は私とはかなりタイプの違う人間だな」と新鮮に感じたのを、今でも時々思い出す。



長くなってきたので、きょうはこの辺にします。続きはまた近いうちに。



LINEスタンプ『自然な気持ち』販売中ʕ·ᴥ·ʔ

https://line.me/S/sticker/10142048


エアコンの話


このところ、夜寝るときはエアコンを入れている。

朝起きて寝室を出ると、むあっとした空気が押し寄せてくる。寝室が涼しかった分、その格差に一瞬「うぃぃ、暑い」と思うんだけど、すぐに慣れる。

日によりけりだけど、朝のリビングの温度は28〜29℃、湿度は70%台後半。

エアコンを入れても良い温度と湿度だろうけど、朝ごはんの準備で台所でガチャガチャやっているだけなら全然平気だ。それより夜の間に部屋にこもった空気を入れ替えたくて、ベランダに面した窓を網戸にして、換気扇を回す。で、旦那さんを起こしに行く直前にエアコンをつける。

一時間後くらいに旦那さんを送り出してから、いったんエアコンを消す。(つけたり消したりしないほうが経済的と聞くけど、多少は外の熱気を肌で感じたいのと、自分が「暑いなぁ」と思ってからつけたい。そういうわがまま。)

いったん60%台まで下がった湿度は、エアコンを消しても急激には上がらない。きょうは正午を過ぎて温度が30℃を超えても快適に仕事ができた。

30℃ってこんな快適だっけ?と自分の感覚が疑わしく思えてきて、妊婦だしな、と用心して、午後1時くらいにエアコンを入れた。


子供の頃、関西の実家では、真夏でもエアコンは昼間の数時間しか使わなかった。

(お昼食べる間だけちょっと涼しくしよか、という感じ)

基本的に一日中そこらじゅう窓を開け放して風を通している。エアコンを使うときだけ家族総出であちこち閉めて回り、切ればまた開けて回った。

ここ10年は東京のアパートやマンションで暮らしてきたけど、そうはいかなかった。

朝から晩まで…ではないにせよ、エアコンを昼につけたら晩までそのまま、ということが多かった気がする。

実家は山がちな所にあり一戸建て、こちらは機密性の高い集合住宅、という違いは大きいのだろうけど、年々増していく危険なほどの暑さのせいもあると思う。

一方で、汗をかく習慣もいくらか身体にとって必要なことで、とくにコロナで巣ごもりしている立場では、暑さとの程よいお付き合いが難しい。


f:id:shouwano:20200818204203j:plain

鹿の親子。お盆休みを使って仕上げました。



LINEスタンプ『自然な気持ち』販売中ʕ·ᴥ·ʔ

https://line.me/S/sticker/10142048

思い出グッズ


家の中にある私個人の持ち物は、大きく分けて3つある。服と文房具、そして思い出グッズ。

前ふたつ、服と文房具は必需品であり消耗品だ。(文房具は筆記具やレターセット、スケッチブックなどのお絵描き用品を含む。)どちらも揃えるのが楽しいので、持ちすぎないようにしないといけないけど、使っていればヘタレていく・減っていくもの。

だけど思い出グッズは増えていく一方で、どうしたらいいのかなぁとときどき悩む。もらったお手紙類、写真や昔の日記、描き溜めた絵。

f:id:shouwano:20200815145904j:plain


手紙は、ざっと10年分以上。上京後に親や友達からもらったものと、結婚前に旦那さんからもらったものなど。

懐かしいし、面白いし、気づかされることもあるので処分できない。ただ最近はせめて増えるペースを落とそうと、親からの荷物に同封されるメモ程度のものは読んだら捨てるようにしている。

日記は個人的なものなので、手紙に比べると未練なく捨てられそうな気がするんだけど、読み返すと懐かしいだけじゃなくハッとさせられることがあったりして、残してある。万一人に見られたら本当に恥ずかしい、と思うページ以外は。(どういうものか、うまく言えないけど、高校生のときに書いたやつはなんかすごく恥ずかしくて読めたものじゃない)

f:id:shouwano:20200815145937j:plain

写真はまぁ、この時代はデータが主流で、現物で増えていく傾向にないし、今あるものはとっとこうかなぁと思っている。

そして、一番のペースで増えているのが、描いた絵たち。スケッチブックだけで5,6冊になる。サイズがバラバラなので収まりも悪い。

はてなブログを始めてから描いたものが大半で、だからデータの形でパソコンに保管はされてるんだけど、大体残してある。

描いた絵を捨てるのなんか、誰かに対して申し訳ないこともないし、自分の判断一つなんだけど、何だか捨てられず。

まぁ結婚後は描くペースは落ちたし、子供が生まれればなおのこと描かないだろうし、まぁ現状維持で行けばいいかな。


(文章にしたら何か解決策を思いつくかと思ったけど、そんなことはなかった)


ところで思い出グッズたち、捨てられないと言いつつ、見返すタイミングって、はっきり言って大掃除とか整理整頓するときだけ。

たまに見る、その距離感が良いのかな。(日頃から過去に浸るのはあまり良くないのかもしれないな。)



LINEスタンプ『自然な気持ち』販売中ʕ·ᴥ·ʔ

https://line.me/S/sticker/10142048

先は長くて


家は、外から帰るとホッとできる場所だけど、自分を守るばかりでなく、なかなか難しい課題を突きつけてくる場所でもある。

外の世界の緊張を遮断してくれるけど、また別の修行がここにはある。

自分の心の中に、駆けこめるお家=シェルターが必要だなと思う。

f:id:shouwano:20200810003516j:plain

その中に入ってドアと閉じたら、一息ついて、

①参考になりそうな本を読む(小説もしくは心理学や精神医学系のもの)、②気持ちを文面にして整理する、ということをやるんだけど、この内向きな努力が全然成果に結びつかなくて、いつも真剣ではあるけど、方向性が間違っているのかもしれない。

心の中のお家は必要だけど、こもって対策を練るところではなくて、常に窓から半身は出して、外を見ていないといけないんだろうな。

それと、あまり長居するところではないのだろうな。

結局、必要なのは、現場から逃げないこと、逃げても戻ってくること  ですね。

たくましくなっていきたい。


(自分本位な書き方で、すみません。)




LINEスタンプ『自然な気持ち』販売中ʕ·ᴥ·ʔ

https://line.me/S/sticker/10142048

読んだ本のこと


最近またちょこちょこ本(電子書籍)を買って読んでいる。

本谷有希子異類婚姻譚』が面白かった。

小説は、ハウツー本や知恵袋だと触れることのできない、深いところを教えてくる。無意識の分野、言葉で整理できない何か。

これは中・短編集で、私は前から2つ目の話に揺さぶられたけど、解説のところでは数行しか触れられていなくて、あら、ふうん、という感じだった。

もともと、「これはどストライク」と思う作品は芥川賞系が多いけど、近年出てきた作品は私にはわからないものが多くて(まぁそんな欠かさずチェックしてるわけでもないけど、たまたま読む機会があったものは)、読んでいく中で、その言わんとするところが「あぁ、わかるわかる」と自分にひたひたと沿うようについてくる感覚は久しぶりだった。


f:id:shouwano:20200804192235j:plain


最近は蝉の声を聞きながら仕事をしている。うちの近所では梅雨の終わり頃から鳴き始めた。

家にこもる身として、春に外で花が咲いていてもわからないけど、夏は耳で感じられるのが嬉しい。

それにしても湿度の高いこと。

毎日暑い中通勤しているみなさま、お疲れ様です。



LINEスタンプ『自然な気持ち』販売中ʕ·ᴥ·ʔ

https://line.me/S/sticker/10142048

贈りたいけど


お店に出かけて、買い物できないのがつらい。巣篭もり生活が窮屈…という話ではなく、お世話になっている義両親に、心ばかりのお返しを選びに行けないので現実的に困っているのだ。

いまはネットでなんでも買える。ギフトも少し調べただけで、洗練された品物がたくさん見つかった。「わぁ、こんなにたくさん!この中から選べば大丈夫だ」と初めは思ったけど、見ていくうちに、難しさを感じ始めた。

全国津々浦々の由緒ある品物たちは、どれも魅力的なんだけど、自分にも送る相手にも、その県、地域に対し由縁(ゆえん)がない。

お互いに「なんで◯◯県の?」という不思議な感じが残るのは避けたいのだ。

デパ地下へ出向けば実物が見られて、多くの場合試食もできて、「初めて見た品物だけど、美味しかったから」という理由で選べるのにな。(試食、もしかしたら今はコロナだからできないのかな?)

それと、梱包の感じが今ひとつ分からないのも不安要素だ。商品紹介ページに箱詰めされた画像は載っているし、そのサイズも書いてくれているけど、「本当にこの箱で発送になるのかしら」という不安が残る。

こだわりすぎかもしれないし、つくづく疑り深いなと思うけど、人にあげるものは自分で確認したいと思う。

f:id:shouwano:20200717184012j:plain

コロナのこと関係なしに、インターネットを介した物のやり取りは近年盛んで、こういう感覚も時代遅れなのかなぁ。

贈り物は、届いたものに問題があっても、もらった方はよっぽど何かないと言ってこないだろうしなぁ。(「箱はオシャレだけど味はちょっとアレでした」とか言われたら言われたで凹むけど)

贈り物は、贈ることそれ自体にひとつ大きな意味があるのだし、こんな今なんだから仕方ないと割り切って選ぶべきなのかなとも思う。たとえ自分で見て確かめて選んでも、相手の目にかなうかは分からないし。

でも、ただ自信を持って選びたいんだよなぁ。自分の気の済むようにやりたいんだよなぁ。(うじうじ)




LINEスタンプ『自然な気持ち』販売中ʕ·ᴥ·ʔ

https://line.me/S/sticker/10142048

二重爪の話


何年か前から、足の親指の爪が二重爪になっていて、嫌だなぁと思って皮膚科へ行き、保湿クリームを処方されて、寝る前に塗り塗りして過ごしてきたのが、このほどようやく回復してきた。

皮膚科で「全く元どおりにはならないかもしれません」と言われたときは少ししょげたけど、そのとき想像していたよりもずっときれいになって、嬉しい。

審美的な観点から、初めは結構落ち込んでいたけど、見慣れるもので、「まぁ私の足の爪ってこんなだよね」と思うようになっていたから、人間、楽なように思いなすものだなぁと思った。

ネットを見ても病院に行っても、原因ははっきりとはわからなかった。まぁ女の人に多いらしいことから、おそらくつま先のすぼまった靴を日常的に履くことが一つ、それと疲れのせいらしい。(疲れっていうのは、体の様々な不具合の理由にされますね。事実なんだろうけど。)

それはそうと、足の爪がこんなことになる前から、元々素足を人目にさらすのが落ち着かない、恥ずかしいと感じるんだけど、こういう人は他にもいるのかな。

f:id:shouwano:20200712110111j:plain


こうやって時々身の回りの出来事などを書くと、なんだかすっきりする。

人に話すのも楽しいけど、説明が下手なので、スムーズに伝えるのにエネルギーを使う。

仕事だとまだ頑張っていられるけど、家族相手だとどうしても気が抜けて、自分勝手な話し方をしてしまい、たわいない話にもかかわらずものすごく複雑なことになって、互いに疲弊してしまったりする。

ブログは一方的で独りよがりなものではあるけど、伝達の途中で混乱をきたすことなく、言いたいことを言いおおせるので、良い。

疲れたときに、ホッと一息つけるところです。



LINEスタンプ『自然な気持ち』販売中ʕ·ᴥ·ʔ

https://line.me/S/sticker/10142048