好きな味
漢方薬の味が好きです。
風邪のひき始めや治りかけによく葛根湯を飲んでる。
好物のおかず(トンカツとか)や、お菓子(シュークリームとか)を食べて感じる「おいしい!」とは違う。「なんか良い」「なんか好き」という、本人にもよく分かっていないモヤっとした執着があります。
ブラックコーヒーも私には似たような感じで、もしカフェラテなどの甘いものと並べられたらまずスルーするけど、もし間違って注文したら「これはこれで、まあ」と飲めてしまう。
甘い、辛い、しょっぱい、というようなはっきりした言い表し方はできない。だけどまずい訳じゃない、「なんか面白い味」というのがある気がします。「舌が楽しんでる」という味が。
まあ得体の知れない食べ物の曖昧な風味をそんなふうには思わない。薬にしてもコーヒーにしても、効き目や味に定評があるから、好ましく感じることができるんでしょうね。
それって「馴染みなくてちょっと抵抗あるけどちゃんとしたものらしいから食べられる(飲める)」だけなんだろうか?
尻切れトンボですが、
文字にしてみた結果よけい分からなくなるのもまた醍醐味です。