今朝はいつもと違う車両に乗った。
いつもは降車駅で改札に近く便利な端っこ車両に乗るんだけど、
ホームに上がったらちょうど電車が来たから、
端まで行かずに中ほどの車両に乗ってみた。
そしたら、驚いたのはその空きっぷり。
私が降りる駅に着くまで5駅ほど。人をどんどん吸収していくけど、電車を降りるまでついに人と肩が触れ合うことがなかった。
(いつもなら、ひどいときは片足で立っても転ぶ心配がないほどギューギューなのに)
途中で
「先の駅で緊急停車ボタンが押されましたので当駅でしばらく停車します」
のアナウンス。
あらら、始業間に合うかしら。
時間を確認しようとスマホを取り出す動作が、
斜め前で向き合って立っていた女の人と完璧に重なって照れた。
同じ路線を反対に走る帰り道。
女子高生が友達に「バイバーイ」と言って降りて行くのを眺めていて、
「私最近バイバイって言ってない!」
と気づいて興奮した。
仕事帰りに友達とご飯を食べて駅で別れるときは
「またねー」とか「ありがとうねー」と言ってる気がする。
こういうとき「最後に〜したのはいつだろう」と思うけど、
その「最後に〜したとき」は「これが最後」なんて思いもしない。
子どものころ、最後にお父さんと家の前でバドミントンしたのいつだろう。
隣の幼なじみの家にお邪魔して遊んだのはいつが最後だったろう。