意地を張って、使っていない日用品がある。
【コロコロ】
階下に迷惑かもしれないし。
ガムテープで代用できるし。
替えも定期的に買わなきゃいけないし、場所取るし。
【キッチンペーパー】
ティッシュで充分代用できるし。
揚げ物のときはあってほしいけど、
滅多にやらないから必要に応じてピンポイントで買うし。
【消臭・芳香剤】
正直いうと全く使ったことない訳じゃないけど、
それ無しでやってけなくなるほど使いたくないなあと思う。
魚焼いても、換気扇回せばだいぶ薄まるし。
晴れた土曜日の朝に窓をあけて、
定期的に部屋の空気入れ替えしてるし。
台所とお手洗いに置いてたことあるけど
(あるんかい)、
結構場所とるし。
ちょくちょく「あったらいいなあ」と思うも、
それを打ち消し打ち消し生活している。
ものを増やしたくないのと、
一昔前までは無かったものを果たしてほんとうに買わなければいけないのか?
と考えてしまうから。
「最近のものだから」
という理由で遠ざけるのはよくないけど、
生活の維持はどの道手間ひまかけて、
汚れたところも見てやるもの。
楽にやるには限界があるので、
初めからそれを求める癖をつけたくない。
(考えが極端ではありますが…)
いつか家庭を持ったら仕事量が倍増どころじゃないと思うので、
その時には導入してもいい。
ただ「これは最低限」と当たり前に思えることは、
できるだけキープしてったほうが、
あとあと楽だと思う。
私たち子供が中高生だったころ、
母が食器洗い機を使い始めた。
「お母さんの手間が省けるなら良いことだ」と思ったし、
汚れた食器が自動で綺麗にされていくのが感動的で、家の中は一時盛り上がった。
だけど、確か一年か二年の間に食器洗い機は撤去された。
(母)「場所をとる。水をやたら使う。結局手で洗ったほうがキレイ」
というのが理由だった。
一度使ってみて初めて、納得して旧式に戻れるってこともあるんだろう。
戻れなくなるのが悔しいので、
私はコロコロをまだしばらく買わない。