暮らしの中で思うこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや、たまに動物のスケッチを描いています。

ギュイーン

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職場で、独り言を言うか言わないか。
私は、声のボリュームは小さめにそこそこ言うほうです。
●一度にたくさんの仕事を抱えて、「ちょっと待って~」「えーっと」(えーっとって言うと一旦落ち着ける)
●メールを打ち損じて「あーちゃう(=違う)」
●尋常でない間違いをした可能性が浮上したとき「えっ…ちょっ…待って…」
その疑いが晴れたら「ナイス!」(←べつに何もナイスなことはしてない)

新人のころは、ちょっと女の子らしくないくしゃみをしただけで恥ずかしく、その日一日引きずったのに。
あの自意識過剰はどこへ行ったんだろう。

今日は午後3時半頃、「おなか空いたなあ」と呟いた。
もし同性の先輩や後輩の耳に入ったら、「これどうぞ」とチョコやクッキーを渡されてしまいそうだから周囲に女性がいないときに言った。

(私の職場では男性はたいてい机にお菓子を常備してないから、そんな独り言を言っても気を遣わせることがない。また、持っていたとしてもそもそもわざわざ差し出したりはしないで、のんびり自分の仕事をしている。べつにお菓子が欲しいわけじゃないので、そのほうがこの場合は嬉しい。)

その直後、「ギュイーン…」あろうことかお腹が鳴った。絶妙すぎるタイミング。
これはさすがにちょっと恥ずかしかった。
「本当に空腹のときに、気軽におなか空いた…なんて言うものじゃないな」と真摯に受け止めて一日を終えた。



独り言は、一人で落ち込んだり焦ったりするのを少し楽にする効果があると思う。
黙々と仕事をしていると、問題を必要以上に深刻に感じる。
声を出すことが頭のリフレッシュになる気がするし、声にすることで緊張や焦りを肯定してあげられる。(気がする。)