眠りの楽しみの一つは夢を見ること。
お約束ながら「飛ぶ」夢はとても楽しい。
第1位・上空をダイナミックに飛び回る
これを夢の中で再現するのに使われている資料は、たぶんハリーポッターの映画。
魔法使いたちが箒や動物に乗って、都会や民家、山林の遥か高みから風をきって飛ぶ。
映画館で見ると特に、とても臨場感があって大好きなシーンだ。
映像だけでお腹いっぱい楽しいのに、夢に出てきたらそれはそれは楽しい。
ちなみに、急降下するときの胸がすうっと寒くなる感じは、遊園地のジェットコースターと同じ。(USJのジュラシックパークの最後のとことか)
第2位・地面スレスレを滑空
時々地面を蹴りながら、シューッと地面スレスレを滑るように飛ぶ。90°の曲がり角も、減速しないでカッ!と曲がって、飛び続ける。そしていつまでも全然疲れない。
これは2回くらいしか見たことがないけど、爽快だった。
第3位・地上30cmくらいをゆっくり漂う
これは、上二つとは違って自由がきかない。変な姿勢で寝ていたのだろうか、首が痛くて回らずに、こわばった姿勢のまま、浮いてスーッと移動するだけ。楽しくはなくて、ただもどかしい。
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夢には、その2,3日に見聞きしたことが登場するという説に賛成です。
「なんでコレとアレの組み合わせが?」というちぐはぐ感がよくあるけど、その一つ一つの出処は、記憶をたどると、けっこう過去数日の中に見つかるもの。
中学生のころ、一緒に登下校する親友が時々話してくれる夢の話はびっくりするくらいストーリーがあった。
起承転結のようなダイナミズムまであって、自分の夢の支離滅裂っぷりを思うと「すごいなあ…」と感心していた。
あまりに睡眠不足だと、眠りが深くて夢を一つも覚えていない。
たまにはゆっくり時間をかけて、夢も楽しみに眠りたい。