お盆で実家に帰っていた時、母との会話が楽しかったので書きます。
(1)台所で、蚊の話になった。
母「蚊って血吸われなくてもかゆいことない?」
私「あるー!手で追っ払っても、なんか変に後々そこがかゆいねんな」
母「こないだなあ、お母さん達の寝室に蚊が飛んでてな」
私「うんうん」
母「ウィ〜ンて飛んできた音して、嫌やなあと思って寝たけど、朝になってどこも刺されてなかったわ」
私(蚊の飛ぶ音、ウィ〜ンってあんまり言わないよなあ。ブーン、だよな。)
(2)一緒に都会に出かけて、服を物色しながら
私「いまはもう秋物やねんな」
母「夏物はほんま売れ残りしかないなあ」
私「あ、これかわいい」
(目に止まったカットソーからぶら下がったタグを手に取り、セール品じゃないなあ…と見ていたら)
母「あ、ここのブランドの名前見たことあるわ」
私「あ、ほんと?」
母「えーと…アテン…」
母が手にとって読もうとしていたのはブランド名のタグでなく、使用上の注意を記したタグの“ATTENTION”でした。
話の中で擬音語が豊富なのは関西の色なのかなあと思います。
そのチョイスが面白くて脱線したり、その時は流せても後から可笑しさがこみ上げてくることもあります。
こうと思い込んだら突き進んで、あり得ないような思い違い・言い間違いをする習性は、いくぶんマイルドながら私も受け継いでいるので、どこか自分を見ているようで手放しには笑えません。
でも母といたら相対的に私が冷静でいる側に回ります。
実家に帰ると、自分に似た人たちばかりで可笑しい。