数日前から行方をくらませていた小さいスプーンが見つかりました。
片栗粉の袋の中に入っていました。
水溶き片栗粉を作るのに使って、その袋に入れたまま輪ゴムで留めて片付けていたみたいです。
ティースプーンのサイズならではの事故。
「まあ、外へ持って行ったわけじゃないから、普通に生活してればそのうち出てくるわ〜」
と思っていたところでした。
スピード解決。ちゃんちゃん。
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まだまだ暑い日が続いているけど、心なしかセミの声は控えめになってきた気がします。
週末は、スーパーに買い物に行く道すがら街路樹の幹に止まったセミを探すのが習慣になっています。
これもこの季節が許す限りだと思うとさびしい。
ところで、私は虫は苦手なほう。
もしセミでも蝶でもダンゴムシでも、顔に向かってきたり体に這ったりしてきたら、変な声をあげて狂ったように飛び跳ねるでしょう。
だけど、距離を挟んでそうっと眺めるのがどんな生き物でも好きです。
何を考えてるのかなあ。と見ているうちについ感情移入して、頭の中で勝手に吹き出しを付けて面白がる。いや、そんなことこの人(人じゃないけど)たちは考えたりしない。と打ち消して、ただ生きるために選択された姿かたちと行動を、まぶしいような気持ちで眺めます。
「うわぁ、グロテスク…」という怖いもの見たさも正直ありますが、それを押しのけて迫ってくる清々しさが野生の生き物にはあります。
テレビで見るには、人間と同じほ乳類のほうが表情があって面白いけど、家の周りにはライオンもオオカミもサルもいません。(いたらサバイバル生活)
そこで鳥や虫の出番。
虫の中でもセミは大きくて、遠くからでも見応えがあって良いです。
同じ種類の街路樹が何本も並ぶ道で、閑散としてる木と、大人気でもう何匹も止まってジャンジャン演奏会をしている木があります。
効率を重視して、合コンのような形式をとって活動してるのかな、なんて思いました。