(イラストと本文とは関係ありません。スタバのロゴマークを少女漫画調にして描きました。イメージを壊してしまったらすみません…。)
今日は、習い事通いの最後の日でした。
先々月くらいから、先生にはいつ言うか、教室仲間にはいつ言うか、いろいろ考えました。
たかが習い事ながら「辞める」って一仕事です。
私が入って2年半、主要メンバーは誰もやめていないので、やめるときのあれこれ、「こうするもんだ」という参考例がありませんでした。
初めてのことで少し右往左往したけど、まあ「他の人ならどうするか」にこだわらなくていいと思いました。
常識は踏まえた上で、自分の気の済むようにすればいいや。気持ちが大事。
お礼の菓子折りは帰りがけに先生に渡しました。
たいてい教室の間に何らかの茶菓子が振舞われるので、「次回皆さんでどうぞ」のつもりで。
ちらっと、「先生含めて10人もいないんだし、いっそ配り歩こうか?」とも思ったけど、やめました。
(会社じゃあるまいし、全員にお礼して回るのはちょっと違うか。やっぱり「お世話になりました」は先生へだな。と思った)
教室仲間には、教室が始まる前に来ていた人へは「今日で終わりなんです」と伝えました。
一気にその場の話題をさらってしまって、ちょっと身が縮こまりました。
でも皆さんは優しくて、寂しがってくれる人もいて、直接「ありがとうございました」「お元気で」の挨拶ができたのでよかった。
あえて名前で呼び合うこともなく、プライベートな話をあまり聞き合わない。人懐こい(馴れ馴れしい)関西人の感覚からすると「ちょっとよそよそしい間柄…」と感じて、距離を測りかねていました。
「教室仲間には、帰りがけにしれっと伝えてさっさと去ろうか」と大人げないことも頭をよぎったけど、ちゃんと話をしてよかったです。
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社会人として、一般に「まあこうするのが普通である」とか「こうしたほうが好ましい」と言われるような方法、順番。
分かってないわけじゃないのだけど、たどり着くまでにちょっと非常識な考えを旅してしまいます。
我ながら、危なっかしい。