暮らしの中で思うこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや、たまに動物のスケッチを描いています。

続くもんなら続く?

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長いこと連絡を取っていなかった友達がいつのまにか携帯を変え、そのアドレスが私に知らされていなかった(たぶん)、
という話を少し前に書いた。

それで少し反省をした。

《友達ともう少し進んで連絡を取ろう》
その子の誕生日、年明け、住む地域の近くに行ったとき。
チャンスを捉えて自分からメールするようにしようと思った。
この時代、まず誰でも携帯電話を持っている。
卒業や引越し、転職などでいったん付き合いがなくなる人がいても、
「いつでも連絡は取れるから」
という感覚があって、日常的に顔を合わさなくなることに対して危機感が乏しい。
はたして距離ができると、たいてい疎遠になっていくものだ。

一生ものの友人は、無理をしなくても自然と連絡を取り、関係は続く。
だけど、それを根拠に成り行き任せでいたら、それまで築いてきたあらゆる関係をどんどん手放すことになってしまう。
そばにいればいいものを交わし合えた相手を失う。
学生時代、顔を合わせればとてもウマの合う友人だった人。
離れてからも、それを保つには、やっぱり意識してコンタクトを取らなきゃいけないんだな。

「連絡取らなきゃな」なんて義務のように思い出すことに戸惑いもある。
あのころは一緒にいたいから、お互い好んで一緒にいたのに。「取らなきゃな」って何?
という気持ち。
しかし、社会人は、大事だと思うものには意識的に時間をかけるものじゃなかったか。
習い事、ジム通い、料理。
どれも大事だ、必要だと意識して時間とお金をさいている。
そうしないと時間の全てが仕事のために流れていってしまうから。
「これは優先したい」「これは続けていたい」
と思うものがあったら、自分で確保しに行くのだ。
たまにのメールや電話で、友達に近況を聞いてみる。
習い事よりずっとお手軽なのにな。