寝かせて決める味
こないだの土曜日、やったこと。
○初めて一から唐揚げを作った。
すりおろした生姜やお醤油などを鶏肉に揉み込んで寝かせる。
その後で片栗粉をしっかりまぶして、片面ずつ揚げ焼きにした。
うまいこと出来上がった。嬉しい。
(たいてい、二度目はイマイチだったり失敗したりする。最初は慎重にやるから成功するけど、うまくいったことで油断するらしい)
○やっと衣替えをやった。
衣装ケースから取り出した冬服たちから、昨年冬~春にかけて使っていた柔軟剤の香りがふわっと立った。あぁいい匂い。
その香りを嗅いで、前に衣替えをしたのがずいぶん昔のことのように感じた。
○出さなきゃ出さなきゃと思っていた服たちをクリーニングに持って行った。
良心的なクリーニング屋さんで、「これは水曜日に持ってきてもらうと半額になりますけどいいですか」と言ってくれたりする。(向こうとしても曜日分散するほうが仕事しやすいのかな?)
また、この日はこちらが知らなかった割引サービスを使って会計してくれた。
コートが二着もあったのに、「明日の仕上がりになります」と言われて驚いた。
「えっ、全部ですか?」
「はい」
クリーニング屋さんの仕事がどんな流れで行われるのか知らないけど…
別に急かしてないのに、翌日ってそんな。
こちらとしては、クリーニングに出したが最後一週間位は帰って来ないと思って出すんで、それくらい待てますよ。
と思ってしまった。
申し訳なさそうに、気が急いたように話をされると、その背後に、すごくせっつくお客さんの影が見えるようで世知辛さを感じる。
*
今日、クリーニング屋さんに寄って、仕上がったものを引き取ってきた。
しゃきっとしたトレンチコートがうれしい。
ハンガーにかかった服にかけられたビニールを、どうするかネットで検索をした。
「ビニールから出す派」「出さないでそのまま保管する派」
双方のうんちくをいろいろ読んだけど、一番説得力があったのは、
・入れたままだと湿気を閉じ込めてしまうので、クリーニングから引き取ってきたら袋を外してしばらく風通しのいいところに干す。
・ころあいを見計らって、ほこりをかぶらないよう袋をまたかぶせてクローゼットに保管する。
というもの。
まあ納得しただけで、実際私がやったのは
「肩くらいのところまで袋をたぐり上げて、そのままクローゼットに保管」。
空気がこもらない+ほこりを防ぐ のいいとこ取りのつもり。