流行りは後で乗る
先週末、画材屋さんで目新しいラッピング用品を見つけた。
用途重視で使い勝手が良さそうなのに、デザインが洗練されていて、
あっ、何だこれすごい!と惹きつけられた。
バレンタインデーの需要があったためか、絵柄もサイズも豊富に並べてあるのを、「ああもうこんなの絶対どれか買っちゃう」とワクワクしながら取っては戻し、取っては戻しを繰り返した。
まあ、もともとラッピング用品は要りようでなかったと冷静になり、他の買い物ができたので満足したから結局買わなかったんだけど、あとから、「買わなくてよかったかも」と思った。
なぜかって。
この一週間のうちに、至る所で同商品やまたはそれに近い商品を見かけたから。
大型書店の文房具コーナー。
駅ビル内の雑貨屋さん。
一目で同じタイプだと分かるものが並んでいた。
なあんだそっか。いまアツい新商品だったのか。どこが発端かわからないけど、そのありそうでなかった仕様を複数社が一斉に使ってるのか。
そう思ったら、なんだか購買意欲が下降した。
便利でおしゃれで、値段もお手ごろ。 一度買ってみる価値はあるのに。
近い将来。あとひとつ、ふたつ向こうの季節で、売れ残りのように隅っこに置いてあったら買う気がする。(ひねくれもの…)
きょうのイラスト「まあいいか コタツ解禁 金曜日」