暮らしの中で思うこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや、たまに動物のスケッチを描いています。

うちの犬

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きのう、この夏初めて蝉の声を聞きました。
夏はこれから、まだ気温はそこまで高くないのに、じわりと暑さが増したように感じました。




きょうの絵は実家で飼っていた犬です。

小心者というか、慎重で控えめな性格でした。

いまそばにいたら、頻繁にスマホで写真を撮っただろうなと思います。
また、犬の情報を気軽に調べて、犬の頭の老化を遅らせるには楽しいこと・嬉しいことによる刺激を絶やさないこと(要するに私たち家族との触れ合いを大事にすること)だということなんかもわかっていたのかなと思います。

天国に行ってしまってから間もないとき、
神保町の本屋さんで犬が出てくる絵本を見つけました。
犬は、飼い主に惜しまれながら旅立った後、天界で思い思いの職業について楽しく暮らしている、という内容。
立ち読みをして、彼なら何の仕事に就いてるのかなぁと想像していたら、可愛くて、切なくて、胸がいっぱいになり目が潤みました。
(ほっこりする優しい本でした。犬が後ろ足で立ってパンをこねたりしていて。)



スマホはなかった時代でしたが、
よく父がカメラで写真をとっていました。
写真があって本当によかった。
この絵もそのうちの1枚を描いたもの。

そういえばうちの犬は、カメラを向けると元気をなくすことが多かった。
あっ、シャッターチャンス。
そう思ってカメラを構えたら、すぐにシャッターをきらないと、じきに目線をそらしてしまう。
犬にしてみたら、カメラを構えているときの飼い主はまず触れてくれないし、自分が近づくほど遠ざかったりするから、つまらないんだろうなぁと想像していました。