先週のこと。会社のお昼休み。
おもしろいことがあって、一同で大笑いした。食べてる最中で口元が変なことになったのだろう、くちびるの裏側を噛んでしまった。
そしていま、その傷が口内炎になっている。何を食べても痛い。トマトとかじゃなくても、口を動かせば痛い。
そのおもしろかったことというのは、ほんとうにたわいないことで、その場、その面子、そのタイミングが生んだ笑いだった。
そういうのを、あとから誰かに「こんなことがあってね」と話したとしてもたいして面白くない。
笑うっていいよなあと思う。いっぺん火がついたら止まらなくて、涙が出て、みんなが笑い終わっても口の中ではまだひくひくしている。悪いものが減って、気分が軽くなる。
口内炎は痛い。たぶんピークはまだこれから。
でも「大笑いしていて噛んだため」というその出自はなんだか気に入っている。