暮らしの中で思うこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや、たまに動物のスケッチを描いています。

人としての素直な気持ち


依頼された作業を進めたら、依頼内容に間違いがあったと後から言われ、同じ作業をもう一度やる羽目になることがある。

その時に感じる脱力感、怒りの大きさに自分で少し驚く。

向こうは向こうで誰かの指示に従ってこちらに依頼をしたに過ぎず、その人が急に指示を翻してきたんだろう。自身に手抜かりがなくてもこちらに再依頼する立場上「申し訳ございません」とか言わなくちゃいけないこと、その電話をする気の重さ、などを思い浮かべることはできる。

それに、二度手間になった私の仕事は、たとえば作ったばかりのピラミッドを崩してもう一回建て直す、というほど難儀な仕事ではない。数分で済むような簡単なことばかり。

それなのにこんなに苛立って格好悪い、と反省する。

(これはたぶん仕事の流れが妨げられたことに対する憤りなのだ。これをやったら次はあれを、という二歩三歩先までの心づもりが崩されて、もう一度仕切り直しになる。その方向転換が気持ちの上で何より重いのだ。)

ちなみに、その作業が済んでしまえばけろっとしている。私の初動、フットワークの重さだけが問題なのだ。先方は大げさに感謝してくれるし、もとより仕事は人のためなんだからある程度の方向転換は織り込み済みよね、という真っ当な考えも湧いてくる。


日々、感謝上手、褒め上手の人に動かしてもらっているなぁと感じる。

ことの大小は関係なく、とにかくこちらのために腰を上げてくれてありがとう、という姿勢に助けられる。方便でも建前でも嬉しい。

それがあって当たり前、じゃないんだけど。それは頭では分かっているけど。

f:id:shouwano:20181021223219j:plain

ここのところ何度も書いていた口内炎が、やっと治ってきた。ここ数日使った口内炎パッチも回復を早めてくれたようである。とりあえず一安心。