台所に、電気圧力鍋がやってきた。
煮物やスープなど、あれこれ作れるし、予約調理も可能なので、たとえば朝仕込んでおくだけで夜に一品出来上がっている。
日々台所仕事をへえへえ言いながらやっていて、それでいてなかなか自身のやり方にメスを入れないので、おそらく見かねた夫がこういうものを買ってみては、と言ってくれた。
今夜その圧力鍋で作ったのは、粗みじん切りにした野菜たちと鶏肉、少量のルーを入れて作るカレー。
これがもう、悔しいくらい美味しかった。
元も子もないことを、ここだけで言うと、
これを自分でお鍋でコトコト作れたらどんなに嬉しかったろうなぁ。
心ゆくまで手間暇かけて料理をして、それでいて余裕でニコニコしていられる暮らし方ができたらなぁ。
ただ考えてみれば、生活の中での料理は、時間を忘れて打ち込むようなものでも、また思いつきでダラダラとやるものでもないな。
計画性と手早さが、一定の美味しさを生むと思う。
さしあたって、全体的にもうちょっと手早くできればだいぶ違うんだろうな。
集中してガッと30分前後でメインを含む二品とかを作ったり、できなくはないんだけど、私には少し気合がいる。
それを常日頃から心がければ、当たり前にできるようになるだろうか。
家事育児をしながら外に仕事をしに行かないといけない立場を憂い、料理にもっと時間を割きたいと愚痴を書くつもりだったけど、どんな立場であっても台所仕事は手早さが必要、という考えに至ってしまった。
作る品数を半分にするような方法ではなく、必要なものは計画、工夫によって作れたらいいな。(すなおに調理家電の助けも借りつつ。)
なんだか気が滅入っていたけど、元気が湧いてきた。(ブログはこういうことがあるから嬉しい。)
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