暮らしの中で思うこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや、たまに動物のスケッチを描いています。

健康診断とバリウム


先日、健康診断に行きました。

初めてバリウムを飲んで、新鮮な思いをしたので、そのときのことを。

バリウムを飲むって、どういうものか、詳しいことを調べずに行きました。
会社の中で誰かと誰かが喋っていて
「まぁ、おいしくはないわな」
というふうな言われ方をしているのを聞いたくらい。

私はそれよりも、飲んだ後にお腹がどうなってしまうのか、不安でした。
「そのあとは出かける予定とかは入れないほうがいい」というのを小耳に挟んでいたので、一体どんな事態になるのかと。
その日はトイレに籠りきりになるのかな。それとも腹痛で寝転がってたくなるのかな。

(積極的な情報収集はしなくても、気にしているとそれとなく情報は集めているものですね。)


身長や体重、聴力の検診や採血を終え、外に出て、建物のそばに停めてある車の中へ上がります。

中に入り、着替えて準備をすると、まず顆粒の炭酸を渡されて、水で飲むように言われました。

これは、炭酸をお腹の中で弾けさせて、後から飲むバリウムを胃の中に広げるためなんですね。

私は初め、それを理解せずに、ゆっくり顆粒を口に含んで、炭酸が口の中でシュワシュワするのを「おおお」と味わいながら水を飲んでしまいました。

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(看護師さんが、炭酸を渡す時に説明してくれたけど、聞き取れなくて、「でもまぁ飲めばいいんだろうし、とりあえず」と聞き返さずに飲んでしまった。後から「あ、バリウムが十分広がってないのでもう一回炭酸飲んでくださーい」と言われて、2回飲む結果になりました。


次にやっとバリウムの入った紙コップを手渡されました。
どろっとして、ヨーグルトのような感じ。ヨーグルトよりもすこーし灰色がかっていたかな。

味は、なんと表現したらいいのか、妙な感じでした。食品ではない何かを摂取している感覚はありました。

バリウムだ、て話をしていたので、何かと見守って気にしてくださって、
「一気に行ったほうがラクですよ‼︎」

とそばで看護師さん達がアドバイスをしてくれました。

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ドロドロしているのでそんなにグビグビいけなくて、ゆっくり飲んでいたから、苦労してると思われたようでした。

一度コップを口から離して、「あの、ゆっくり飲むので、大丈夫です」と言いました。

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バリウムを完飲して、診察台?へ。
左右上下に台が動き、先生の指示に従って、手すりにつかまりながら体勢を変えます。
「ゴローンと半回転してください」
「足つっぱらない!」
「あと1センチ右に!そうです!」

こうか?あ、こうね?と口の中で独り言を言いながら、一人で台の上をゴロゴロ。

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「あと1センチ」って、心持ち1センチという意味にすぎないと思うけど、「これくらいかな?」と動かした位置で「そこです!」と即オーケーが出たので、その〈心持ち〉ってわりと共通の感覚なのかな、と思った。



バリウムのその後は、心配していたほどのことはありませんでした。
検診会場で「バリウムを飲んだ日はこうしましょう」という注意書きをもらったんですが、それに従えば、大丈夫でした。
とにかくお水をたくさん飲みました。




健康診断って、着脱衣しやすい服装がいいんですけど、家を出る以上、それなりに道を歩ける程度の格好はしなきゃいけなくて、ジレンマがあります。

本当は寝巻きみたいな格好で行きたい。

葉っぱ時代


あじさいの葉っぱ。

やっとスケッチが仕上がりました。
ももちろん好きで、それを心待ちにしているけど、だからこそ、
もうすぐあじさいの季節だなぁ(あの、いろんな紫色の花の玉が成るんだなぁ)
と思わせてくれる、
大きな、つるつるとして、もう雨に濡れているような葉っぱが好きです。

梅雨の前に近所で写真を撮って、
あじさいが咲く前に描けたらいいな〜
と思ってたのに、
いちばんあじさいがみずみずしく、
あちこちで見られる季節は終わってしまいました。
先週から蝉の声まで聞こえ始めて、
空はまだ真夏の空とは違うけど(色が淡い)、
次の季節が来たなぁと感じます。

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全然別の話です。
プロ野球や、映画など、あらゆるテレビ番組も含め「観る」ことは楽しいけど、どっぷり浸かったあとは、落ち着かない気持ちになる。
他人が活き活きと仕事をしているさまを、ただ自分は座って眺めていた
という実感が湧いて
私も何か、生産的なことをしなきゃ(したい)
と、焦りを感じる。

それで、落書きのようなものでも、絵を描いて、ホッとしたりしています。(自分以外にとっては生産的でもなんでもない)

絵の今、近況


歯磨きをしていたら、しゃっくりが始まった。

とても久しぶり。数年出ていなかったような気がする。

しばらくその新鮮味を味わっていたけど、しゃっくりしながら歯磨きするのは難儀で、腹式呼吸をして止めました。



何カ月も前にスケッチを始めた絵は、正直少し行き詰まっている。
どんな絵も山越え谷越え、難所みたいなところを通り抜けて、それなりの納得を得て終了し、ここにアップしている。
今回は、一回一回の描く時間が少ないせいで、その山や谷にうまく辿りつけない。
あまりにも長引かせすぎたのかもしれない。
時間が思うように作れずに、「お、いまノってるな」というときに切り上げることもあった。

わずかな時間の中で、その時その時の調子頼み、
それが状況だから、それが実力ということになるのかな。
(人の目から見たらそんなに違いはないかもしれないけど…)

納得できるかわからないけど、
あと一回筆を入れたら完成にしよう。

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家の中で起きている時間の半分以上を、エプロンつけて過ごしている気がする。
料理だけでなくて、絵を描いたり、何をするにも楽で。
朝ごはんもこのまま食べれば、会社に行く服を汚さずに済むし。

よく洗ってあげないといけないな。

コーヒーとの距離


数年前、苦めの缶コーヒーを飲んでみたところ、眠気が飛んで仕事がさくさく進み、とても快適だったので、以来、限界が来たときは買いに行くようになりました。


ふだんは紅茶派、コーヒーの苦いより、紅茶の渋いが好き。
ドトールなどに行っても、
アイスティーを頼むか、甘いカフェラテのようなやつを飲んでいます。

コーヒーを飲めるようにはなったけど、未だに「あぁおいしい」と思って飲んではいないし(香りは好きですが)、耐性がついて効果が薄れても嫌なので、極力避けています。




最近、朝からあくびが止まらない日があったので、久しぶりに買いました。
朝から夕方まで、ちびちび飲んで仕事をしました。
おかげで仕事の効率は上昇、家に帰ってからも料理がとんとん進みます。
思い通りの一日が過ごせて満足でした。

が、問題はここから。

夜、布団に入ってから、寝付けない。
あれ、眠るってどうやるんだっけ、と考えたり
やっと眠くなってきたかな…と思っても些細な物音が気になって寝入れなかったり

はっきりと覚えてないけど、眠るまで1〜2時間かかったように思います。
当然次の日はまた眠かった。同じことの繰り返しになりそうで、コーヒーはやめておきました。
(眠気とは全力で闘った)

飲むなら量とタイミングを考えないと、と思い知りました。

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いつもいつもそんなに眠い訳ではなくて、
夜更かしをしたとか、週の後半で疲れているとかたいがい理由があります。

いま眠いのは、環境の変化と、日々の仕事量が増えたことによるもの。
二人暮らしになってから、後先考えない夜更かしはしなくなったし、三食きちんと食べる率が上がったので、風邪はひかないし、肌の調子も良いのですが、ただ漠然と眠い。

こういう状況もあるのだな。

きょうの反省


きょうは何かとイライラする日でした。

休み明けでエンジンがかからなかったのか、周期的なものなのかわからないけど、理由は関係ないよなぁと思います。
仕事なんだから、毎日漏れなくスイッチを入れて、安定した人格で人と接したい。自分の都合で人を驚かせたりしたくない。

社内の、何も悪くない人に、トゲのある物言いをしてしまいました。

暴言をはいたり、一方的に電話を切ったわけではないけど、明らかに、私の話し方は問題があったと思います。

向こうが良く出来た人(同性)だから余計に恥ずかしいし情けない。

謝ることを考えたけど、こちらが謝れば向こうはそれを否定してやらねばならず、また「こちらの説明が不十分で混乱させてしまったよね」というような、ありもしない自分の非を引っ張り出させてしまいそうで。

悪いイメージを持たれたかもしれない、顔を合わせづらいけど、仕方ない。
これからの仕事ぶりで挽回していくしかない。




きのうが父の日だということを、数日前まで覚えていたのに当日は忘れていて、夜にちびまる子ちゃんを見て思い出しました。

サザエさんとかちびまる子ちゃんは、時節に絡めたストーリーをやってくれるので、良いですね。

何も用意していないときはただ後ろめたいというか、そわそわさせられるけど。

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暮らしの変わりよう


晩ごはん、朝ごはん、お弁当を作る

ということは一人暮らしのときからずっと続けていることだけど、二人暮らしになって変わったことがあります。

「ご飯を作らない」という選択肢がなくなったことにより、

ひとつには楽になりました。
一人のときは、サボってもいい、誰にも迷惑はかからない。
常にその状況が約束されており、でも、だめなの、それじゃ…えいやっ。
と抜け出して、台所に立つ。いつも精神力が必要でした。

それが、なくなったのです。
作るのが当たり前。毎晩お風呂に入る、それと同じような行為になりました。
だから、作る前のエネルギーが不要になりました。楽ちん。


もうひとつには、単純に、忙しくなりました。
何ヶ月か前までの「今夜は何しようかな」はなくなりました。
平日夜の時間は、体感的には8割方が台所仕事で埋まります。
ついこないだまで、いつも自分を取り巻いていた、ほやんほやんとした空白の時間はなくなりました。
大きく、まるく、輪郭も見えないくらい、空気のようにそこにあった時間は、今は細長く、家事の合間合間に突き刺さるように収まっている、密度の高い、はっきりそれと分かる形状になりました。(板チョコを横からみたときみたいな感じ?)
あれとこれ、今週中にはやらなきゃ、今夜できるかな、手はつけたいな。
あ、やっぱりできなかった。
そういうシチュエーションが増えました。

甘えもあると思います。
隙間の時間だって使いようによっていくらにでも活用できる。
ただ、そういうことを考えるのは、要するに「忙しい」という状況であり、おお、私のは生活は変わったんだなぁ。としみじみ思います。


忙しくも中身の詰まった日々が楽しい。
誰かと暮らすって良いものです。

だけど、あまりに急ぐとコケるので、気をつけたいところです。
指のケガや逆むけが増えて、ここのところ生傷が絶えない手。



・・・・・・



最近、仕事中にとても眠い。
たぶんそれは席の近い人にはバレていて、考えるたびに、まずいよなぁと思う。

一人暮らしを始めた当初、自分一人の世話で消耗していたけど、年々慣れ、時間を作れるようになった。
いま、二人暮らしの初めの壁に出会っているのだと思います。やることなすこと効率が悪いし、息抜きもヘタ。
一年経ったらどんな風になってるかな。

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花と鳥と


春先に引越しをして二人暮らしになりました。
住処が新しくなり、住む地域も変わりました。

毎日、見る風景が新鮮です。
近所の道路脇の植込みの中に、ある日蕾(つぼみ)ができていました。まだ肌寒いころには気付かなかった。
何かしら、と横目に通り過ぎる日が続き、あるとき鮮やかな色がその蕾から顔を覗かせ、一週間もしないうちに、おしゃれな花が開きました。

大きくて、つつじのような鮮やかな色だけど、花弁がいびつで、そこがなんとも控えめで。

なんて言う花が分からないままだけど、かえってその花に対する関心が持続しています。


また、半月ほど前に駅に向かう道すがら、ツバメが飛んでいるのに気づいて、後を追ってみたら巣を発見しました。ヒナの声も聞こえました。

前に住んでいたところではツバメは一度も見かけなかったから、心が躍りました。

今は姿を見なくなったので、もう巣立ってしまったんだと思う。
あんまり巣を見ていたら親鳥が危険やストレスを感じて、予定どおりに子育てしなくなるんじゃないかと、あんまり見ないようにしていたけど、一度くらいヒナの顔を見たかったなぁ、と思いました。

ここ数年で春と夏を好きになりました。
春は、そわそわと落ち着かない変化の季節、夏はひたすら暑い、だったけど。
空と緑の色の鮮やかさが嬉しいと思うようになりました。

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少し前に絵画教室に通っていたときに描いたものです。

こうやってじっくり描く時間がないのがもどかしい。