暮らしの中で思うこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや、たまに動物のスケッチを描いています。

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

犬の話

犬の頭をなでたい。耳の下を両手でわしわしして、あごから首を左手で触りながら右手でまた頭をなでたい。最近、こんなことをよく考える。実家で飼っていた犬が死んでから、ほんとうに何年も犬に触っていない。近所で散歩させているところはよく見かけるから…

服を手放す

今日は暑かった。家に帰っていちばんにお風呂に入ってしまおうと思ったけど、「寝るまでにまた汗かきそうだなぁ…」とためらった。この思考がもう夏だ。タンスにはまだセーターやウールのカーディガンが入っている。見るのも暑くて、さっき衝動に任せて衣替え…

明日から真ん中へんに乗ろう

今朝はいつもと違う車両に乗った。いつもは降車駅で改札に近く便利な端っこ車両に乗るんだけど、ホームに上がったらちょうど電車が来たから、端まで行かずに中ほどの車両に乗ってみた。そしたら、驚いたのはその空きっぷり。私が降りる駅に着くまで5駅ほど…

履歴書に書いたアピールポイント

就職活動をしていた時代、いまの会社に提出した履歴書にこんなことを書いた。《のんびりしていて、人に対し腹を立てない性格です。》入社前の内定者懇親会で、この履歴書を見た先輩社員に言われたことが忘れられない。「仕事したら、人に腹立てないなんて無…

朝物語

まず目覚ましを止める。カーテンをじゃっと開けて外の光を部屋に入れる。今日何を着ていくか考え始める。洗面所へ向かう途中で一度伸びをする。顔を洗って、髪を整えたりする。部屋に戻って、いよいよ服選びに悩む。朝は本当に一分一秒が大切なので、のんび…

視力にまつわる話

目が悪くなったのは高校生のときです。ずっと良い視力が自慢だったから、「そろそろメガネ作らないと…」となったときは悲しかった。私は小さいころから本を読んだり絵を描いたりするのが好きで、おまけに猫背だったので、両親は目が悪くならないかと常に気に…

正式名称があるなら知りたい

子供のころから「不完全感」みたいなものがあった。自分は未熟だという、落ち着かない、恥ずかしいような感覚。たぶん小学生低学年くらいには感じていたと思う。中・高学生のころは、その年齢らしい細かい劣等感と絡みついていた。自分のふくらはぎの太さを…

水回りからスタート

週末を迎えたら、まず初めに掃除をする。水回りはボロ布やティッシュでの拭き掃除。手の届かない所や触りたくない所はナントカハイターやナントカユニッシュの類を使う。居室のフローリングはワイパーで埃などを取って、たまにワイパー付け替えシートのウエ…

嫌なのは朝だけ

自分の中に、もう一人の自分がいると感じることがある。今朝会社に向かっているとき、前日に発覚した問題の処理が億劫で仕方なかった。まだ会社に着いてもないのに「早く帰りたいなあ」と思ったり、「このまま道をまーっすぐに歩いて行ったら面白いだろうな…

後味

小説を読むと、その締めくくり方に首を傾げることがある。読み始めから中盤にかけて、「先が想像つかないな。どうなるのかな」と夢中になって読んで、「あ、この小説いいわ。面白い」と惹きつけられる。後半にさしかかり、「一向に話が収束する気配がないな…

仕事にあてる手紙

仕事に対して思います。私とあなたは相性が良くない。仕方がないから一緒にいるけど、できることなら離れたい。不満に従って斜に構えていたら、私の生活は彩を失って、毎朝家を出るのが辛くなる。だから不満を抱えながらも、あなたとやっていこうと努力する…

味付けのりの話

味付けのりが好きです。のりは値段が高くて、必需品でもないので部屋に常備はしていないのですが、こないだ実家から母が送ってくれました。GWに母と旅行したとき、宿の朝食に出た味付けのり(5枚入り)が嬉しくてカバンに入れて持って帰ったのですが、それを…

疲れ方 いまむかし

会社に勤めて6年目です。自分本意なエントリーになりますが、ここまでの変遷をまとめてみます。新人のときから今まで、悩み事ややりがいが同じではないように、疲れ方も違ってた。《1〜2年目》いつもクタクタだった。仕事はまだ量が少ないので定時上がりでき…

力の限り褒めたい

職場に、とても素敵な女の子がいる。自分に合った服の着こなしが本当に上手で、背伸びすることなく馴染んでいるのが見ていて気持ちいい。よく女性同士が「この服かわいいね」と褒め合ったりするけど、その人へ本音を伝えていいなら、「この服かわいいね。い…

モルダウ

クラシック音楽の『モルダウ』を聴くと、本来の曲のイメージとはかけ離れた思い出が浮かんでくる。机をガタガタ動かす音、同級生の話し声、床にこぼれた牛乳の匂い。水道の蛇口に吊るされたレモン石けん、灰色の雑巾を水で絞って床拭きしたこと、ほうき係に…

感謝

好きなことを書く。読んだ人に反応をもらう。このブログを始めてから元気になりました。少し前までは、とにかく自信を失くしがちで、ちょっとしたことで大ダメージを食らっていた。(例1)他愛ない話をしていて、ふいに飛んてきた相手の冗談をうまく切り返せ…

みんな偉い

会社に入って、大人を尊敬するようになった。電車の中で見かける、不機嫌そうなお姉さん。ちょっとマナーの悪い、スーツ姿のおじさん。みんなそれなりに我慢したり、勇気出したり、こっそり手を抜いたり、部下に冗談言ってみてスベったり、それぞれの世界で…

眉間のシワ

本を読むとき、気がつけば眉間にシワがよっている。スマホを触っているとき、ふと暗くなった画面に眉間にシワをよせた顔が映ってびっくりしたこともある。べつに不快な思いに耐えてるわけじゃない。文章をたどる行為が頭にとってストレスで、それが眉間に現…

片栗粉の出番

片栗粉が好きです。あっという間にとろみが出る、その変化は何度見ても面白い。酢豚モドキ※を作るときなんかは、とろみがつくことが「酢豚っぽい」と判断されるかどうかの鍵なので、とくに欠かせない。※正統な酢豚はブロック豚を揚げると思いますが、私は手…

気がつけばレベルアップ

「問題が起こったらその時考えればいい」という構え方を、仕事をする中で知った。その日した小さなミスが、大問題に発展したらどうしよう…と、家に帰ってからも気にかかって、次の日会社に行くのがたまらなく嫌だったのは、懐かしいと言うにはあまりにも最近…

啓発本の話

最近、いわゆる啓発本を読んだ。立ち読みでパーっと読んでしまえる本だったけど、「そうかあ…」と思うことがあったので書いておきたい。生活の中で経験するいろんな気持ちとの付き合い方を提案してくれる内容だった。中でも、怒りや憎しみなどの感情を「おお…

一目惚れした服を買う

この春、服を一着買い足した。「あっ!これ良い」と、見つけてすぐ手にとった。試着して、店員さんにちやほや褒めてもらって、気持ちよく買った。直感的に気に入って、着てみたら思い描いた通りの形だったのに、すぐには購入を決めかねた。一目惚れだったけ…

スーパーの熱帯魚

スーパーで買い物をしている人たちが、水槽の中の熱帯魚のように見える。自分の買うものを次々カゴに入れながら脇目も振らずシャシャシャーっと移動してる人は意外と少なくて、売り場をゆっくり歩いて物色しながら、商品をカゴに入れていく人が多い。そんな…

おっかなびっくり浪費

毎日の会社帰りに、スーパーへ立ち寄る。そこでのお買い物は、いろんな反動の繰り返しです。例えばお菓子。《活動期》その晩に必要な食材をカゴに入れたあと、お菓子売り場に足を向けてしまう。空腹に負けてちょっとしたお菓子をお買い上げすることを週に何…

夢の話

連休中にみた夢の話です。舞台は会社。ただし、平社員も上長も、みんな魔法使い。年甲斐もなくメルヘンな夢ですみませんが、面白かったので書きます。ハリーポッターのホグワーツ校が敵を待ち受けるためにいろいろ策を練ったように、うちの会社も非常に危険…

竹串に憧れる

自炊が好きです。外食もいいけど、自分で作ったものを食べて健康でいることを大事に思っています。よくクックパッドや料理本を見ていて、出会うフレーズがある。「竹串がスーッと通るようになったら…」私は長らく竹串を持ってなかった。竹串ってみんな持って…

動物について 芋づる式に長くなった話

水族館で会った魚です。おにぎり型の顔で、小さいながらドスッと構えて、なんだか人間みたい。世の中にはいろんな人がいる。のんびりした動きの人、絶えずバタバタ動いている人、ホンワカした人、カリカリした人。動物に人間的な部分を見つけるのは難しくな…

身もフタもない連想

土曜日の朝の敗北感

私は土日休みの仕事をしています。金曜日の夜は、明日が休みだということで、いつも、「ちゃっちゃと寝て、明日は平日と同じくらいに起きて掃除洗濯して、世間より一足早く出かけよう!」と意気込んでいる。ところが、実際は夕飯の片付けや寝支度をするのを…

その度合いを伝えたい

きょう会社で、自分でもあぜんとするような失敗をした。それをこの場で表現したいと思ったが、これは大変なことだ。起こったそのままを書いて伝わるのは同じ職場の人間だけ。外部の人に聞いてもらうには、いろんな状況、用語の説明が必要になり、その前段階…