片栗粉の出番
片栗粉が好きです。
あっという間にとろみが出る、その変化は何度見ても面白い。
酢豚モドキ※を作るときなんかは、とろみがつくことが「酢豚っぽい」と判断されるかどうかの鍵なので、とくに欠かせない。
※正統な酢豚はブロック豚を揚げると思いますが、私は手を抜いて普通の炒めた豚コマをケチャップやお酢であえます。なんちゃって酢豚。
うっかり鍋が温度低めのときに水溶き片栗粉を入れてしまって、溶け切らないでダマにならないよう大急ぎでかき混ぜるのも楽しい。
ただ扱いはちょっと面倒で、気をつけていないとすぐ服についたり、袋からこぼしてしまったりする。
先日、フローリングの床に結構な量をこぼしてしまった。
深く考えずペーパータオルを湿らせて拭き始めたら、フローリングの溝で水溶き片栗粉ができてしまい「そらそうなるわな」と思った。
(そのときはどうしようもなかったので、乾くまで待って竹串でコリコリ削りとった)
自炊を始めたころはレパートリーが少なくて、片栗粉を使う機会も限られていた。
いまは中華料理だけでなくて、簡単なハンバーグ、鶏のつくねにも使う。つなぎにもなるってことかな。
賞味期限内に使い終えるたび、ちょっと得意になる。