乾燥する季節。指先がもうカッサカサ。
特に親指と人差し指がひどい。
ゾウの皮膚のようで、ハンドクリームを塗っても全然浸透しない。
ハンドクリームは製品の良し悪しよりも頻度が大切じゃないかと思う。
出かける前に塗ったり、外出中や仕事中にもちょいちょい塗れば効果が望めそう。
ただなにより、その「こまめに塗る」が難しい。
私は一日一回、寝る前に塗るのすら忘れる。
昨年は、会社にひとつハンドクリームを置いておいて、気がついたときに塗るようにした。いい香り付きのやつで、使うとリフレッシュできた。煮詰まったときに塗ったりして、なかなか気に入っていた。
ところが、ひとつ問題が・・・。
多くのハンドクリームは、水でヌルヌルになる。
塗った後にトイレなどに行って手を洗うと、「あちゃ、またやってしまった・・・」と脱力しつつ、ついさっき塗ったそれを洗い流す羽目になる。
トイレ行った後に塗る、て決めておけばいいのかな。
でも、トイレで「はっ!アレやるの忘れてた」と気づいたことにすぐ取り掛かったり、不在時に新しく来ていた仕事に大慌てしたり。
優雅にハンドクリームを塗ってられないよ、という状況が多い。
*
昨日の晩、顔につける化粧水を試しに手にもみ込んでみた。
そうしたら、ハンドクリームを塗るよりも奥まで潤った感じがした。
しばらくこれを続けようかな。
内心、「冬は、水仕事してる限り仕方ないや。春になればまた潤うんだし、別にまあいっか」と思っているけど・・・。
同僚の女性たちのしっとりした指先を見ると、「自分はどうしてああならないんだろう?」と不思議になって、中途半端な努力をしてしまう。