華奢な小動物がちょっと苦手です。
チワワとか、パピヨンとか。
リスとかハムスターとか。
かわいいとは思うけど、抱きしめたら潰れそうでこわいから。
柴犬くらいのサイズになると頼もしい。
昔実家にいた柴犬は、抱きしめても、嫌がって首を左右にブンブン振りながら腕の中からすり抜けていくたくましさがあった。(めっちゃ嫌われてる…)
うっかり足を踏んだときも
犬「キャン!Σ(・□・;)」
私「あ、ゴメンね」
で済んだ。
チワワとかだと、それにとどまらないで骨を砕いてしまいそうに思うのだ。
(※足の裏は犬の急所らしいので、犬種に関わらずできるだけ踏まないようにしたい(u_u)
犬や猫、野生動物の子どもを見るときは、
膝に乗せて頭を撫でたり、あごをくすぐったり、思い余って抱きしめたりするシーンを無意識に想像している。
嫌なら自力で逃れたり、威嚇してくるくらいのたくましさが見て取れることが、私の動物に対する「かわいい」の条件なんだと思う。
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ハムスターは、私が素直にかわいいと飛びつけない動物のひとつ。
小学生のころ『ハムスターの研究レポート』という漫画が爆発的に流行っていた。図書室では常に貸し出し中で、滅多に手にできなかった。随分後になって、そのうち何巻かを人から借りて読んだ。
おそらくその本に書いてあった内容で、
「人はハムスターを気軽に手のひらに乗せて遊んだりするけど、人が思う以上にハムスターは全身運動をして、体力を消耗する」
という話があった。
よくその動物のことを知っていないと、可愛さゆえの行動でも、大変な目に合わせてしまう可能性があるのだな、と知った。
べつに飼えと言われてるわけじゃない。写真だけ見て素直に癒されていればいいんだけど、どうしても、愛で方が難しそうで…
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描くと親近感を感じて、以前よりも好きになる。
きのうは、スケッチする写真をネットで探してかなりのハムスター画像を見た。
こりゃ、目の前をウロチョロしてたら手のひらに乗せて撫でたくなるなあ。