暮らしの中で思うこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや、たまに動物のスケッチを描いています。

血液型

 

血液型と性格は関連性があるといわれていますが、
私もそう感じている一人です。

毎日一緒に仕事をしている会社の同僚なら、
A,B,O,ABのうちの2つにまで絞れる自信があります。
(少なくとも、「これだけは違う」と1つは候補から外せる)

ただ、客観的に
「A型はこうだ」「B型はこうだ」と定義できるのかというと
それはちょっとできないなぁと思います。

それは、その人についての「なんとなーくこんな…」という印象を頼りに判断しているから。

話し方、メールの書き方、
何か人にしてもらって感謝の意を表すときの態度、
打ち解けて話せる相手の多さなど、
毎日顔を合わせていて自然とわかることがあります。
その要素のひとつひとつが、
私自身とどれだけ近いか、または遠いか。

律義さ、内弁慶さ、真面目さ(適当さ) などの度合い。

度合と言っても、判断する人間(私)基準です。自分とのズレ。
汎用性はありません。
ただ私が一人で興味深がっているだけ。


気が合う、合わないは、
血液型とはまた別だとも思います。
会社は、なんというか、
みんなでワイワイやるための場所とはまた違うので、
そこまで突き詰めて考えたことはないですが。

(仲が良い人が多いほど、
 実りある時間になるとは思っているのですが)

 

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部屋のテーブルの上の光景を描きました。
これは視界の右半分。
絵を描くときも、ごはんを食べるときも、
こんなふうに積みあがっている。

休みの日によく、
こういう100円前後で、ストロー刺して飲む甘い飲み物を買います。
それだけだと口の中がムヤムヤするので
ふつうのお茶もマグに入れて置いています。

話題

 

会社の中での世間話についてです。

お天気の話は一番しやすい。

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自分の近況も自然な話題。

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このあいだ、手に絆創膏を貼っていたら
「どうしたの?」と聞かれたので
台所でケガしたときの話をしました。

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「料理した後に包丁を洗ってまして」

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「アワアワにしたスポンジで刃の部分をはさんで、
 スライドさせようとしたんです」

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「そしたら」

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穏やか~にニコニコしながら話すのもいいんですが、
このときは
とても自然な共感のリアクションが返ってきて
妙な達成感がありました。

世間話って、話題はなんでもよくて、
お互いに笑顔で相槌を打つことで
一緒にいやすくなったりリラックスできたりします。
私も好きです。

ただ、共感や肯定を返すつもりで
こちらの話を笑顔で聞いてくれている相手を見ていて、
申し訳ない気持ちになるときがあります。

(上手に話せてないなーと焦るときや、
 なんでこの話題を選んでしまったぁー!
 と内心思いながら今更戻れずに話しているとき)

だからこういう、取り繕っていない、
素直なリアクションが嬉しかったです。







指先のケガは痛いですね。
紙の端で切っただけでも「ヒッ」ってなる。
包丁はほんとに気を付けてください。

納豆

 

きょうはハロウィンです。

仮装などはしたことがないし、
今後もする予定はないですが、
イベントとしてはちょっと好きです。

コンビニやスーパーに並ぶ食品・お菓子のなかで
中身が変わらないのに、
包装やシールなどで装いだけハロウィン仕様にしてある商品があります。
これを見つけるのが楽しい。

もちろん、
パンプキン味などの期間限定商品も見かけますが
そこまでやるほど気はない、
もしくはやりようがない商品までもが
ハロウィンに乗っかっている。
それを見つけたときに
ちょっと気持ちが明るくなります。

商品として意味のない投資はやらないはずで
時流への敏感さ、フットワークの軽さのアピールだったり
私のように「おっ」と目をとめて
商品に手を伸ばさせるのが目的だと思いますが
うん。べつにそれでもいいよ。と思ってしまいます。

きのうは、ハロウィン仕様になっている納豆を見つけて、
「なんじゃこりゃ~」と思いながら手に取り
迷わず買い物かごに放り込みました。
(味はべつにいつもの納豆でした)

 

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トーク

 

学生の時の話です。

同じ学部の友達の部屋で相談ごと。
「あのさぁ。サークルの同期の子たちのことなんだけど」

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「みんないい子だし楽しいんだけどさ
 なんか・・・気後れ?しちゃうんだよ」

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「みんな、なんていうかトークがあか抜けてるっていうかおしゃれっていうか・・・
 私はなんだかいまいちなことしか言えないというか
 ふってもらわないと入りづらいときもあったりして」

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「あ、つまらない発言しちゃったって後悔したり
 上手に話せなくて悩んだり
 こういうところが時々本当いやになる。
 テレビで司会やったり面白いこと言ったりしてる人、
 ほんとすごいと思う」

そんなふうなことを話しました。
ちなみに、話を聞いてるこの友達はサークルとは無関係で、
大学一年の春に会ってからすぐに仲良くなった、
互いに気の置けない間柄です。

私の話を聞いた後に、その友達が言いました。

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「みんなそうでしょ?」

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私「え?」
友「芸能人も悩んだりするのはそういうところでしょ?
  発言の回数とか言いすぎたとか思った風に話せなかったとか」
私「そっか…言われてたみたら…。私は私だけだと思ってた」
友「違うって(笑)」


このとき、目からうろこでした。
こんなことで悩んでるのは自分だけだという気がしていたのです。

もちろん性格も能力も個人差があります。
テレビに出ている人は、もともと人より得意な分野を自ら選んでいるんだということも思います。
でも、何もかも思い通りに、いつも自信にあふれてカメラの前に立っているわけがない
そういうことに、初めて目が向きました。

自分には自分の内面しか見えない。
思い通りにならない何かと格闘したことのない人なんかいないだろう
ということが直観でわかりました。

またそれと時を同じくして、
好きな歌手がラジオの番組で
生放送に出た日の帰り道はたいてい撃沈している
という話をしていました。

大学に入って間もなく。
こういったことに気が付いた時期でした。





*学生時代は楽しかったけど、
 自分のことをよく知らないゆえに悩む時期だった。
 いまは何かぶつかることがあっても
 その、ぶつかったときに自分の輪郭を感じる。
 それがあまり嫌ではなくて、
 実際に問題の解決や収拾にあたるときの慰めになります。

小さな秋 油断

 

朝晩はかなり冷え込むようになりました。
きょうは初めて、首元に巻物をして出かけました。

でも家の中はまだまだ過ごしやすい。
夜、部屋に帰りついてドアを開けると、
ムワっと押し寄せる籠った空気が温かくてホッとします。

なので、まだ部屋着も着こまなくていい。
先週くらいまでは夏と同じような格好でくつろいでいました。

面白いテレビやってないかな~とチャンネルをパチパチ。

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突然の寒気。

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唐突に風邪をひいたのかと焦りました。

日が落ちてからも、
目には見えないですが
ぐんぐん気温が下がっていく。

ご飯を食べ終わり、片づけをし、
友達にメールを返したり絵を描いたりするうちに
10時…11時…と時計は回って
気が付けば部屋の空気もひやっとしたものに変わっていました。

実際は徐々に下がったのだと思いますが
ある瞬間、いきなり「あ、寒い」と気が付く。

まるで、温度をつかさどる神様がいて
「あ、11時だ。2℃下~げよう」
と強引に調整したような感じでした。

思ったよりも寒くて体を冷やす、
この時期は私は毎年やりがちです。



小さな秋コーナー、これでおしまい。

 

小さな秋 風

 

こないだ、仕事を終えて会社を出たら、
暑くもなく、寒くもなく、空気は澄んで、
なんとも心地良い風が吹いていました。

それが嬉しかったのですが
しばらく歩くうちに、なんとなく胸がざわつきました。

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大事なこと忘れてないですかね?
と小さく腕をつっつかれているような感じがして
落ち着かない。

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これは、この快適さゆえ、頭も体も元気になって、
思考が活発になっているからかな、と思いました。
だって暑いときの頭の中はこうだもん。

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・「暑い」って言ったらよけい暑くなるから
 「寒い」って言おうかな。…うーんやっぱり暑いものは暑いわ。
・いま外で鳴いてる蝉は何年土の中にいたのかな
・掃除終わったらアイスだべよう。それまでがんばろう。
暑さにまつわることで頭がいっぱい。

冬は冬とて
寒さをやり過ごすためのことを考えがち。

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・コタツ背負って会社に行きたいなぁ。
・こんな寒いのに、顔って年中外に出てて強いなぁ。偉いなぁ。
・チャイミルクティーが飲みたいな。

 

 

 

この話を書こうと思ったのは先週です。
この土日でまた夜風が冷たくなったと感じて
気候が一歩冬に近づいてしまったかな、
何週間も空いたわけじゃないのに、
早く書かないと季節外れになっちゃう、
と焦りました。

地域にもよりますが
秋って夏と冬の「合間」だなぁと思います。
春・夏・秋・冬=凸・凸・凹・凸(イメージです)
春も秋と似て過ごしやすい季節だけど、
冬の終わりを知らせるその暖かさはそれなりの主張があって。
(「春の喜び」「春の訪れ」とか言いますね)
秋も、暑い夏から解放してくれる快適な季節だけど、
夏は暑いというだけじゃなく
緑が、虫が、空が活き活きする。
そういう生命力のあふれる季節を
秋は穏やかに収束に導く期間。

夏と冬が少し離れて立っている、
その間、一歩奥に下がって控えている感じがします。
自らで影を作って、夏と冬を際立たせている。


朝起きたらまず、天気予報を見て
前日との気温差をチェックする
それで着る服を決めている。
まだもうちょっと、
その控えめな季節の中にいるんだな、と。

小さな秋 指の色

 

会社からの帰り道、いつものスーパーへ。
にんじん、れんこん、ごぼう。
根菜をトマト缶で煮込むレシピを見つけたので。
ごぼうは泥つきのを買いました。
洗いごぼうがあればそれを買ったと思うけど、
その日は売り切れていました。

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土のにおい、いいにおい。

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道具はないのでいつも素手で水洗いします。

だんだん肌が乾燥してくるこの季節。
少し硬くなってカサついた指先に沈着するんです。
人差し指・親指の爪横から指の腹にかけて色が付く。

念入りに洗ったつもりでも。

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(あれ、とれてない。)

さぁごはんできた。食べましょう。

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(やっぱりとれてない。)

 

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翌日になっても未だ。
わりとしぶとい。



数日で、ようやく土の色おちてきたな、
と思ってたんですが
その次の週に、さといもの煮物を作ったので
今度はさといもに付いた土でまた同じことになりました。

べつに気にしない。
この季節の野菜をおいしく食べたい。

まぁ手袋すればこうはならないですが
なんとなく素手が良くて。