会社の帰り、一駅分歩いてみた。
知らない会社や町工場、
良い香りを漂わせるイタリアンレストラン(夜、暗い中で外から眺めるレストランの店内のなんと温かそうに見えること)。
初めての場所を歩く緊張と、
とはいっても会社の近くである親近感と。
家と職場を行き来することに慣れているけど、どこかいつもぼうっとして、公共の場所を歩いているのに気の張りも持たず、周囲に関心を払わず。
無心に行ったり来たりする動物園の熊みたいになってるな、と感じた。
はじめてのところを歩いたら刺激があって、それに応える興味、関心が湧いた。
そのついでのように元気まで出てきて、いつもの電車に乗ったあとも訳もなく気持ちは活き活きとしていた。
これは良いな、ときどきやったらいいな。
もともと運動不足解消の手始めにと思ってやったことなので、毎日でもいい。
そしたら飽きないようにいくつかルートを開拓しようかな。