味付けのりの話
味付けのりが好きです。
のりは値段が高くて、必需品でもないので部屋に常備はしていないのですが、こないだ実家から母が送ってくれました。
GWに母と旅行したとき、宿の朝食に出た味付けのり(5枚入り)が嬉しくてカバンに入れて持って帰ったのですが、それを見てふびんに思ったのかもしれない。
食事の準備をしながら、一枚、二枚とつまんでしまうこともある。
「イヤイヤこんな食べ方は邪道だ!」と思って、できるだけ白いアツアツご飯と食べるよう心がけてるけど、ついつい手が伸びてしまう美味しさ。
関西は味付けのり、関東は普通ののりが主流と聞いたことがある。
大阪のスーパーと、東京のスーパーでは見事に売り場面積が逆なんだとか。
私は関西出の東京暮らしですが、確かに、以前鶏そぼろ丼の上に散らすための味付けのりを買い求めたとき、味なしのり(そんな呼び方は無い)が幅を利かせた売り場の隅で、味付けのりが肩身狭そうに置かれてたのを覚えている。
ちなみに、GWに旅行先から持ち帰った味付けのりは、一週間後くらいに食べようといそいそ開けたら、尋常じゃなく湿気ていました。5枚がくっついてしおれてして、1枚ずつ剥がすこともできなかった。
貴重な品は、手に入れたらすぐに食べるに限る。(汎用性の低い教訓)