行き当たりばったりで作ったらおいしくできました。
《きる》
まずピーマン、にんじん、ウインナーを適当な大きさに切る。にんじんは薄めのほうがいい。
白菜・ほうれん草・小松菜など、葉物野菜をおひたしにする時くらいの大きさに切る。
《炒める》
鍋に油をひいて、ピーマンにんじんウインナーを炒める。野菜がくたくたにならなくても、まあ油が回ってウインナーのいい香りがしてきたらOK。30秒〜1分くらいで火を止める。
《いろいろ放り込む》
水、だしパック、最初に切った葉物野菜、あればお揚げさん(油揚げ)などをさっきの鍋に入れる。ピーマンにんじんウインナーの上からぽんぽんと。
水の量は適当でいい。残ったら明日の朝ごはんに温め直して食べたらいいし。
《点火》
蓋をして火をつける。ごくごく弱火にする。「美味しいおだし、出ろ〜」と思いながらしばし待つ。この間に冷蔵庫からお味噌を出してくる。
野菜は沢山でもくたっとなるし、水分が出るので、火にかける前に野菜達が水面からこんもり顔を出していても大丈夫。
《味噌をとく》
葉物野菜がくたっとなって、お汁がフツフツ言い始めたら火を止める。
お味噌を、ちょっとずつ味を見ながら溶き入れる。
これでおしまい。
だしパックを取り出すのは、味噌を溶き入れる前でも後でも。
思ったよりだし風味が出るので、せめて二人分をイメージした水の量で作るといいかも。
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ふつう私は、だしパックは1ℓくらいのだし汁を取るときに使う。それをこのお味噌のためだけに使うのだから贅沢だけど、それも「ごちそう」だからいいやと思う。
ウインナーが意外に合う。ちょっと強すぎるくらいのダシ風味と、控えめお味噌と一緒になって、その香りと塩気が美味しい。ベーコンでも同じようにできるかも。
ちょっと前、スナップエンドウを炒めてお味噌汁にして、最後にバターを落とすレシピを知った。
「野菜を炒めるお味噌汁、アリなんだ!」と衝撃だった。
お味噌汁は堅いイメージがあったけど、意外と柔軟だ。