会社から帰るとき、スマホを触る癖がついている。特に用はないのに、一人になるやいなやカバンから取り出して、ラインを確認したり、ネットニュースを見たり。
家に帰るより一足先にくつろいだ気持ちになれるようなところがあって、やってしまう。
だけど近頃は混雑する電車内でスマホを触るのがためらわれることが多い。大人しく突っ立ってるだけのことが増え、それで気づいたことがある。
何を考えるでもなく電車に揺られていると、いろんなことが自然に浮かんでくる。
電車の揺れが頭の中のものをふるいをかけるように、日常のこまごまとした用事、一度「やらなければなぁ」と思って忘れていたことが手前に出てくる。
スマホを見ていると退屈はしないけども、新しい情報がひっきりなしに入ってきて、頭がその取捨選択を行う。仕事で疲れているのにさらに頭を使い続けることになって、楽しさはあっても疲れてしまう。
目や頭を休めるために「ボーッとするほうが良い」ということは当然で、加えて情報の整理が無意識下で行われ、思い出したほうがいいことを見えるところに置いておいてくれる。
手持ち無沙汰のときには素直にボーッとするのも良いものだなと思った。
ちなみに、両親に送るつもりだったお菓子は賞味期限がぎりぎりに迫ってたので、自分で平らげた。(おいしかった)
送ろうと思ったらさっさとしないとだめだな。