絶品、という言葉のことを少し前から考えていた。
おいしいものに対して「これは絶品」と言ったりするけど、「絶」の漢字自体には「美味」とか「良い」の意味が含まれてないんじゃないの?と。
もともと「絶対的に美味しい品」みたいな文章を縮めた言葉なのかなぁ。もしかしたら由来になるような中国故事があったりして…
それで「絶品」の意味を検索してみたら「非常に優れた品物や作品」のように出てきた。ふうん。
次に「絶」の漢字を調べると、意味の何番目かに「優れる」「このうえない」と載っていた。
へえ。「絶」にはもともと、すごく良い、的な意味があったのか。そうか。
調べて一息つくと、「そういえば元々薄々知っていたこと」 のような気がしてきた。
辞書にはしれっと載っているので、「世間一般の常識ですよ」と言われているような気も。
だとしたら無知を晒すようで恥ずかしいけど、少し迷ったけど、せっかくここまで書いたので、ブログにします。
ちなみに、ネット検索した後で紙の辞書も引いてみた。
【絶】①たつ。たちきる。②たえる。たやす。③ことわる。こばむ。④へだたる。ふさがる。④やめる。とめる。…⑧すぐれる。まさる。⑨わたる。よこぎる。⑩はなはだ。ひじょうに。…(『角川漢和中辞典』より)
⑧の意味は、やっぱり意外というか、ほかに対して浮いているように見える。でもまあ⑧以降を見ていると、“極端な”“振り切った”的な意味合いがどこかにあるんだろうな。
すぐ何かの役に立つ知識ではないけど、ちょっと勉強になりました。
絵はナマケモノの親子です。
省エネな生き物だけど、当然出産というエネルギーのいる営みを行うんだなあ。のんびりゆっくり産むのかな。
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