うちでは、夫婦で食へのこだわりが違う。
私はバランスの良い食事がすべての基盤という考え、夫さんはお肉、味付け、手軽さ重視派。
なので料理係の私は、自分のこだわりによって自分のために毎日労を割いているようなところがある。
ほんとうはもっと品数が少なくても、出来合いの惣菜が並んでも、文句は言われない。それはときにありがたいことだけど、私がこしらえる食事に対し、私が信じるだけの価値を認めていないということは、「あえてそんなに苦労しなくても(もっと少ない手間で目的が果たせるのに)」という印象をもつことがあると思う。
妊娠がわかったとき、きちんとした食事を作る大義名分を得たようで、嬉しかった。
悪阻がたけなわのときは料理がつらく、バンバン出来合いのものを並べたけど。
そりゃ、一汁三菜的献立と、相手好みのメニューが両立しないわけではないので、時々は喜んで食べてもらえるものを作る。
そうすると自分も嬉しいので、そういうものを増やしていくのが、どちらにとっても良いことだな、と思った。
なんかえらくちゃんとご飯を作ってる風に伝わってたらあれなので、一応お伝えすると、
チューブの生姜もにんにく、コンソメや出汁などの簡易調味料も使うし、冷凍の餃子を一品に加えることもあります。そこまで潔癖な自炊志向ではないつもり。
朝は決まったものを食べ、休日の昼はほぼインスタントやレトルトだし、一から献立を練るのは夜だけです。それでこんなにウンウン言ってる、という話。
(梅雨があけたら夏ですね。)
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