雨が降った日の朝、転びました。
マンションを出たところの3〜4段の階段で、
つるっ、ずべっ。
とっさにどうしたのか自分でもわからないけど、前のめり、正座をするような姿勢で数段スライドして、地面まで。
お弁当の袋も、カバンも、傘も、全部アスファルトに。
あーあー、と思って、かき集めて、
とにかく人目が気になり、なんでもない風にしようとして(どう見てもなんでもなくはないのに)立ち上がる。
痛みはなく歩けたので、骨はなんともなってないな、とホッとしながら会社に行きました。
夜、家に帰ってから確かめたら、ひざとすねが内出血しており、派手な青あざが。
かなり痛々しい脚になっていました。
疲れてたんだなぁ、としたらこの程度のうっかりでよかった、という思いと、自分の体の、ぎょっとするような見てくれに悲しくなる。
たぶん、現場(脚の内部)ではこんな感じ。
でも、日が経つと、当然だんだん良くなるもので、青や赤の痣が消えていくのを眺めているのはホッとするものでした。
階段て怖いなぁと思う。
ジャンプでは降りられない高さを段々にして、なだらかに繋いでいるもの。
駅のホームに続く階段を一段飛ばしで降りている若い男の人を見かけることがあるけど、すごい運動神経だなぁと思う。
そういう人が猿も木から落ちる、こともあるだろうけど、どちらかというと私のような、運動不足の、足元のどんくさい人が転ぶことが多い気がする。
ヒールのあるものを履いているときは気をつけているんだけどな。
レインブーツ、フラットで歩きやすいから油断してしまった。
たとえ、会社に遅刻しそうでも、電車が発車しそうでも、階段はゆっくり降りよう。