暮らしの中で思うこと

絵中心のブログ。簡単なイラストや、たまに動物のスケッチを描いています。

気分と意欲の話


今日はとっても暑かった。朝のうちから日差しが強く、湿度も高かった。日傘をさそうとしたけど風が強くてひっくり返りそうになるんで、すぐ閉じてしまった。


きのうの晩、久しぶりに絵に描こうと思った。紙とペンを用意して、あたりを見回す。そのへんにあるもの、うちわでもコップでも、なんでも良いのに、どうも食指が動かない。

その状況をイラストに。

f:id:shouwano:20180629164201j:plain

食指が動かない、という言い回しはもちろん知ってて、正しく発音して書けもするけど、必ず「触手」を連想している。

イメージがぴったり。興味や意欲をそそられると、体の中でそわそわと動くものがある気がする。


よく「モチベーションを上げるためには」とか言うけど、つくづく変だよなぁ、という話を旦那さんとした。何かを、やりたいと思ってるならその気持ちをそのままぶつけたらいいのに、なんでそこにワンクッションいるんだろうか。

やりたいと思ってるその気持ちは、確かなのにな。

理由は、疲れてて体は休みたがってる…とかいうことも言えるだろうけど、単に気分の問題かもしれないなぁと思う。いつだったか平日に有休をとって、お休み、やったぁ!今日は服を買いに行くぞ!と街に出たけど「なんかそういう気分じゃない」と気づき喫茶店でお茶して早々に帰ってきたことがある。

人は効率や合理性を理解して、それに沿った行動をしたいと望むけど、生理はもっとランダムで、意味のないこと、脈絡のないこと、頭の中に飼っているんじゃないかな。